私達のメンバーは仕事を分担しました。

公民館でガラスを拾う人
家財道具を家屋から出す人
周辺の情報を収集する人

私は竜巻の影響でムチ打ちになっている人がいないか?
それ以外でも体が辛い人がいないか、一軒一軒歩きながら声をかけていきました。


$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ

『住むとこなくなっちゃったよー!』


と、意外にも明るい声で話すおじいちゃん汗
肩が痛いというので、椅子に座った状態で揉みながら話を聞いた。

『丁度、お昼ののど自慢見てた時だ。竜巻警報とテレビの画面上に出たから、なんだべな?
って思ったら、ここに直撃!まさか屋根がもってかれると思わなかった。リビングにあった机もどこいったっぺ? ねんだよ!』


$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ
『一日で有名人になってしまった。』
と朝日新聞を出してきたおじいちゃん。


『父親が建てた家なんだよ・・・。』

と、時折寂しそうに家をみつめていました。

『命があっただけでも良かったと思うしかないな。』


$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ

$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ

$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ

$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ

お昼は一度ボランティアの集合場所のテントに戻ったのですが、近所の方々が唐揚げやアンドーナツ、お菓子、バナナ、飲料水、などなど食べきれないほどの食べ物を持ってきてくれていたのです汗
お気遣いありがとうございましたしょぼん

$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ
つくば青年会の方々の炊き出しテントです。
10日間休まずボランティア活動をしていました。
炊き出し以外にも、住人を気をかけながら、声掛けをしてまわり、子供達が安全に登下校できる様に、送り迎えまで、素晴らしい連携プレーをしていました。

$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ

$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ 
カイロプラクティックの施術の場所を提供してくれた、商店街のおばちゃん、ときこさん。
アイスやとれたてのとうもろこしを配っていました。
ありがとうございます!!ニコニコ



私達ボランティアは、ここ北条地区の皆様に大変お世話になりました。
行くとこ行くとこで、お茶やお菓子、何故か手作り石鹸(?)まで頂き、
また、近隣の旅館はお風呂を無料提供してくれ、汗をかいた体を綺麗に、しかも癒され、おばちゃんたちと他愛のない楽しいお話をしながら、今回の支援活動は終了いたしました。ニコニコ



ここ北条地区では、震災直後から1日500人くらいのボランティアが入っていた為、
私が訪れた16日にはもうボランティアのニーズがあまりない状態でした。
(細かく探せばまだあるのでしょうが。)



こういった災害時に大切な事は、横の繋がりなんだと改めて実感させられました。
お互いの気遣い・声掛けで、迅速に対応できたことなのだと思います。


あとは、3・11以降の日本人がボランティアに対する意識レベルが明らかに上がっているのだと実感しました。
ボランティアに完璧という言葉はありません。
ガラスを拾うだけでも、おばちゃんの愚痴を聞くのも、私にガソリン代をくれた方も
皆ボランティアですニコニコ




今回同行して頂いた皆様にも感謝いたします音譜
どうもお疲れ様でした。
そしてありがとうございました