9月15日、シンポジウム『被災者支援の現状と今後の対応について』のご報告をいたします

当日、日本全国から日蓮宗の僧侶が集まり、その前で少ない時間でしたが、被災者支援について語らせて頂きました
● 被災者のみならず、現地で活躍している支援者を支援していかなければいけないということ
現地の支援者が今、PTSDを抱えているという事実
● 現地ではまだものが足りていないこと 冬服・暖房器具等を集めているということ
などを話させていただきました


全てが終わり、その後、会場の中にいた方からの、実際に現地に行かれたお話、現地で生活しながら支援しているお上人のお話を聞かせて頂きました。
『震災直後、ご遺体が絶え間なくお寺に運び込まれ、その対応で、手いっぱいだった・・・』
と、涙して、声を震わせて話をされたお上人
3月に一緒に活動したお上人も岩手から出席しておりましたが、そのお上人は、涙を堪えながらも凛とした態度で話されていたことに私も目頭が熱くなってきました
『こんなに近くにいながらも、気付けなかった もっと支援していかなければ・・』
福島のお上人からは、ボランティアで認可の降りていない幼稚園に行き、支援している話も聞きました
『小さい幼稚園なので、バスもなく、何処にも連れていってあげられない・・』
『バスがあれば・・・。バスが欲しい・・・。』
認可が降りていないので、行政から支援金が降りない為に子供たちを外に連れ出して遊ばせることが出来ないそうです
『暑い中、長袖を着、マスクをつけさせている。ほんとにかわいそうに思う』
外で遊べない子供たちに、かき氷を作りに何度も足を運んだと今抱えている問題を話されました
そして、私にもこう仰いました
『一つ質問していいですか?何故、福島ではなく、岩手なのですか?』
ご縁で一番最初に支援に行ったのが岩手だったので・・・。
『一度、こちらにもいらしていただけませんか?先生方も疲れ果てています!身体をほぐしてあげたら、本当に喜ぶと思うのです。物は沢山あるのですよ。でも、人がいないんです!』
私は、本当の事を言っていたのですが、何故か言い訳を言っているかのようでした
そして、言葉が出てこなくなってきました
何故なら、避けて通ってきた道
実際、岩手に行くときも、なるべく福島のサービスエリアに停まるらないようにしていました
私という一人の人間が放射能と向き合って何ができるのだろう?とさえ思っていました
その後、深く考えました
ネットで発信するだけではだめだと。怖いと言っているだけではだめだと。
現実と向き合い、逃げ出してはいけないと思いました
これは日本全体が共有していかなければならない問題であり、一部の、福島近隣だけの問題ではないということ
生きることを前提に、そして、放射能に負けない為に
正しい知識をもう一度、前向きに考えていかなくてはならない
その正しい知識をもとに、次回は福島入りする予定です
今日はひたすら放射能について勉強しています

当日、日本全国から日蓮宗の僧侶が集まり、その前で少ない時間でしたが、被災者支援について語らせて頂きました
● 被災者のみならず、現地で活躍している支援者を支援していかなければいけないということ
現地の支援者が今、PTSDを抱えているという事実
● 現地ではまだものが足りていないこと 冬服・暖房器具等を集めているということ
などを話させていただきました


全てが終わり、その後、会場の中にいた方からの、実際に現地に行かれたお話、現地で生活しながら支援しているお上人のお話を聞かせて頂きました。
『震災直後、ご遺体が絶え間なくお寺に運び込まれ、その対応で、手いっぱいだった・・・』
と、涙して、声を震わせて話をされたお上人
3月に一緒に活動したお上人も岩手から出席しておりましたが、そのお上人は、涙を堪えながらも凛とした態度で話されていたことに私も目頭が熱くなってきました
『こんなに近くにいながらも、気付けなかった もっと支援していかなければ・・』
福島のお上人からは、ボランティアで認可の降りていない幼稚園に行き、支援している話も聞きました
『小さい幼稚園なので、バスもなく、何処にも連れていってあげられない・・』
『バスがあれば・・・。バスが欲しい・・・。』
認可が降りていないので、行政から支援金が降りない為に子供たちを外に連れ出して遊ばせることが出来ないそうです
『暑い中、長袖を着、マスクをつけさせている。ほんとにかわいそうに思う』
外で遊べない子供たちに、かき氷を作りに何度も足を運んだと今抱えている問題を話されました
そして、私にもこう仰いました
『一つ質問していいですか?何故、福島ではなく、岩手なのですか?』
ご縁で一番最初に支援に行ったのが岩手だったので・・・。
『一度、こちらにもいらしていただけませんか?先生方も疲れ果てています!身体をほぐしてあげたら、本当に喜ぶと思うのです。物は沢山あるのですよ。でも、人がいないんです!』
私は、本当の事を言っていたのですが、何故か言い訳を言っているかのようでした
そして、言葉が出てこなくなってきました
何故なら、避けて通ってきた道
実際、岩手に行くときも、なるべく福島のサービスエリアに停まるらないようにしていました
私という一人の人間が放射能と向き合って何ができるのだろう?とさえ思っていました
その後、深く考えました
ネットで発信するだけではだめだと。怖いと言っているだけではだめだと。
現実と向き合い、逃げ出してはいけないと思いました
これは日本全体が共有していかなければならない問題であり、一部の、福島近隣だけの問題ではないということ
生きることを前提に、そして、放射能に負けない為に
正しい知識をもう一度、前向きに考えていかなくてはならない
その正しい知識をもとに、次回は福島入りする予定です

今日はひたすら放射能について勉強しています
