津波被害にあった一帯や瓦礫の集積場所では、処理しきれない魚介類の腐敗に伴う悪臭やハエ、蚊の大量発生とそれに伴う衛生状態の悪化が深刻化している。専門家による対策会議を発足させ、6月中にも具体的な対策を決める方針
河北新報によると、会議は東北大や衛生関連企業の専門家らで構成。悪臭のほかアスベストを含む粉じんなど、問題ごとに対策を考える。気温の上昇によって発生が懸念される食中毒や感染症対策も盛り込み、指針として被災市町に伝える方針。



強烈な悪臭、大量のハエ…魚介類腐敗進む被災地
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110611-OYT1T00271.htm?from=main2
2011年6月11日17時26分 読売新聞



個人的に考えた事をまとめてみました

● 悪臭対策・・・悪臭の発生源になっているものを取り除かなくてはならない=ボランティアの派遣

● ハエ対策・・・上に同じ、
         ハエトリエキスをペットボトルで代用 作り方を教える
● 蚊の対策・・・ゼラニウム(植物)蚊がよってきません
         仮設住宅周辺周辺に植える
● 暑さ対策・・・グリーンカーテンをつくる



全ての問題は瓦礫撤去がスムーズに行われていないところにあります
行政の手だけではまわしきれない事実は誰もが承知のこと
どうしたらいいのか?
もっとボランティアを現場にまわさなければいけまん
何故ボランティアが被災地に行かないのか?

日本経済の低迷から引き起こされている問題が大きく、個々の仕事の都合や金銭的な問題、そういったことが、ボランティア不足を生み出しているのでしょう
分かっていますが、それでも、国任せにはせず、出来る範囲で、個々の意識レベルをもう少し上げていかないと復興は遅れ、更なる負の連鎖を生み出します。
今後予測されているのが、熱中症、コレラや赤痢
ハイチ地震の後に大発生したのを皆さん覚えていらっしゃいますか?
日本ではそれを阻止又は、改善させる医学が発達しておりますが、それも100%ではありません。
予測できるということは阻止することも可能なのです! 

今現在被災地では、防御服に身を包みこんだ作業員が大量の殺虫剤や消毒液を毎日何万トンも散布しています
その土壌から細菌を殺したとしても、大量の科学物質が浸み込んだ土地は、微生物も住めない最悪の土壌をつくり出し、そして新たな病原菌の発生を生み出す可能性も0ではありません

一時的に散布することも必要なのでしょうが、環境破壊にならぬよう、もっと根本的な問題の解決をしていく為に、この様な負の連鎖を止めなければなりません
現場に入れる方は入って頂き、一日でも早く瓦礫の撤去をしなくてはなりません!

入れない方は入る人へ後方支援の協力を!