鎮魂
瓦礫が残る岩手県山田町で雪が舞う中祈りを捧げる僧侶の姿があった。
盛岡市にある石雲禅寺の副住職(28) 岩手県宮古市を出発し野営しながら石巻を目指している。
足元は素足にゴム草履。 鈴を鳴らし、お経を唱えながら倒壊した家屋の前では深々と一礼し、犠牲者の鎮魂と町の復興を祈った。
『瓦礫の残るところには人の思いが詰まっている。被災者復興に関わるひとたち、そして畏怖の念をこめて海にも合唱したい』

遺族の心に区切りを
『葬儀がないと遺族は心のけじめがつけられず前向きに生きられない。遺族が次に進むための一つのくぎりになれば』・・・仙寿院芝崎住職
同仏教会には現在、曹洞宗や日蓮宗、浄土宗など、宗派に関係なく18寺院が参加してます。各寺院には他宗派の犠牲者の遺骨も次々と持ち込まれている。芝崎住職は『少しでも多くの人が肉親を亡くした悲しみを乗り越え、復興に向けて踏み出せばいい』と話しています
私は祈ることしかできないと考えている方、こういうふうに考え方を変えてみたらどうでしょう?
『私は祈ることができる!』