だいたい2日で1冊を読んでしまうので、かなりまたたまってきました。
どれもまったく趣向の異なる小説ばかりで楽しめます。
一番印象的だったのは、
東野さんの小説はシチュエーションがさまざまでテーマも
確かに科学的で専門的なことも多いのですが、この話は
どこに行き着くのかまったくわからず、かなりわくわくしながら読みました。
特に、一見科学では立証できないことのように思える、予知夢や幽霊などを
科学的に分析して犯罪の真実を暴いていく予知夢 は見事。
評判の高い
鳥人計画 はスキージャンプ競技という特殊な状況の中のサスペンス。
人間の裏面を描いています。
犯罪を犯したものはそれを埋めるために次々と嘘をついていかなくてはならず
罪を重ねてしまうこともある。
白夜行はそんな話でしたが、嘘をもうひとつだけ はまさにそこに
焦点を絞った短編集。
十字屋敷のピエロ は複雑な家族家族を取り巻くお屋敷内で起こった
犯罪の謎解きが面白い。
あああ、また東野さんの本を買ってしまった。
また、この場でお知らせします。