- 山田 宗樹
- 嫌われ松子の一生 (上)
映画は観ていないが、予告やポスターがとてもにぎやかでコミカル。
そして、豪華なキャスティングだったので、
かなり面白そう!と思って期待して読んだ。
小説はどうしようもなく不幸で救いのない女の話。
白夜行の直後だったせいか、私には重みを感じられず、
物足りなかったが、何か松子には惹かれるものがあった。
まっすぐだが親からの愛情も感じずに育ったため
感情のコントロールがまったくできず、男を見る目がまったくない。
これがますます不幸の渦へ巻き込まれていく。
この悲しすぎる話をポップに描いている映画を是非観てみたい!と思った。