またいじめ事件が起きた。
いじめに関するメディアの報道はいつも不完全に終わっている。
いじめによる自殺などの事件が起こると、それについての報道があり、教育委員会や校長からの言葉、「今後同じことが繰り返されないよう対策に取り組んでいきます」で終わりだ。
読者が知りたいのはどのような対策が考えられて、どのように実施され、どんな成果を上げているか、ということだ。
日本では頻繁にいじめによる自殺や死亡記事が報道され、原因はどれも似たようなものだ。つまり、今回の死者が出た学校は、前回の死者が出た事件から学んでいないことになる。
世の中には、いじめ対策についての書籍が多数あり、成功例も多く紹介されているのだから、いじめ防止の取り組みはやる気さえあればできるのである。メディアはいじめの事件のあと、取り組みに関する追跡調査や、報道をしてほしい。そうすればその報道からまた学ぶ学校もでてくると思う。