初夏のような陽気が続きます
京都から送った着物などの荷物も片付け、ようやく一呼吸です。
18日 朝7時19分 のぞみ 新横浜発
お弟子さん5名で出発しました
現地で1人合流、さらに翌日に2名と合流です。
2時間で京都に着き、早速宇治へ向かいます
黄檗宗 大本山 萬福寺 10時着
総門
今年は総門が受付でした。
入席券と売茶翁没後250年の記念本を頂きます。
総門を入り、すぐ右側の『放生池』は、蓮の花が見事ですが、まだ葉っぱだけでした。7月ころが見頃ですね
総門から三門への参道にズラリと出店している茶道具、お茶、お菓子各店をチラリと拝見しますが、荷物になるのでお買い物は後に…
三門をくぐり、天王殿へ
爽やかな青空です
天王殿には、中国では弥勒菩薩の化身だと云われる、布袋さんが祀られています。
満面の笑みで幸せを運んでくれます
1654年、後水尾天王や徳川第4代将軍家綱公などの強い招請で、隠元禅師は中国福建省より来朝。
1661年、中国明朝時代の様式で中国の萬福寺を模して、宇治市に同じ名前で『黄檗 萬福寺』が創建されます。中国の萬福寺に向いて建てられています。
隠元禅師は、臨済宗を代表する僧でしたが、幕府の政策対策等により、黄檗宗と改宗。
(曹洞宗、臨済宗、黄檗宗が日本三大禅宗です)
隠元禅師が中国から、美術、建築、普茶料理、隠元豆、蓮根、タケノコ、スイカ、木魚などと一緒に『煎茶』を日本にもたらしました。
こちらが、木魚の原型となったと云われる『開梛(かいぱん)叉は魚梛(ぎょはん)』
食事の時間などを知らせる時計の役割で、今でも使用されています。
魚が口にくわえている玉は「煩悩」で、叩くたびに「煩悩」が吐き出されるとされています
下に写ってしまいました人の頭で大きさが分かりますかとても大きいです
2日目が愛茗流の献茶式&お茶席。1日目は15時の集合まで自由なので、お茶席まわりをさせて頂きました
長くなりそうなので、つづく
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