ebichiri diary
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ありがとう

元同僚からメールが届いた


ご無沙汰してます・・・

ひさしぶりに書いたメールなのに

悲しいお知らせでごめんね・・・



突然の知らせにしばらく声もだせず呆然としていたが

事実を受け入れられるようになった頃には、

別れを告げに行こうと思った

翌朝、上司に休暇申請を出し、

間に合う便を探して久しぶりの日本へと向かった



彼女は29歳という若さでこの世を去った
いまだに信じられない



飛行機の遅れもあり、通夜には間に合わなかったが

翌日の告別式には参列することは出来た


久しぶりに会う元同僚たち

出来ればこういう形で再会はしたくなかったと数人に言われたが

こういうことでしか会えない年齢になりつつあるのかもしれない



片山恭一著「世界の中心で、愛をさけぶ」が話題になった頃、

白血病とは無縁だと思いながらも

その内容に感動し、気持ちが分かる気でいた

しかし今回のことに直面して、

初めてその時の気持ちが偽りだったと感じる


現在、彼女に彼氏がいたかは定かではないが・・・・


彼女は病のことを誰にも話さなかった

皆に会いたい、お見舞いに来てもらいたい

そう思う半面、皆に対して必ず嫉妬心も生まれてくるだろうと

入院していることは伏せていたという


「今の私には24時間テレビのドラマの内容は酷だよ」と

彼女の日記の内容を父親が話してくれた

きっとこの半年間、たった一人で病と闘い、

そして色々なことに苦しんでいたに違いない・・・




今日まで本当におつかれさま・・・・

そして

様々なことを教え残してくれてありがとう

また気づかせてくれてありがとう

疎遠がちだったメンバーとも引き合わせてくれて感謝しています

あなたの事は一生忘れません

本当にありがとう・・・・


待つということ

僅かな時間でも北京を離れたいと思い駅へ向かった

行き先なんてどこでもよかったのだが・・・

結果的には地下鉄の切符しか手に入らなかった




一昨日から国内では休みだというのに

俺はこの二日間朝から晩まで、休みを利用して遊びに行く

人々の手伝いをしていた

昨夜やっとそれから開放されたのだが、憂鬱さからは開放

されない

会社を出てからフラッとタクシーに乗り込み后海へ

来るはずもない人を行きつけの店で待つ

いつもの席は空いてないから向こうへ座ってと誘導されるが

今日は静かに飲みたい気分だ

誰も居ない屋上の席でのんびりと飲むことにする

店の弟たちは、いつものようにサービスしてくれる

一人では食べきれないのに・・・

そして、寒いからやはり席があくまで下の席でと薦めてくれるが

そのまま、一人きりの屋上で飲んでいた

昨夜の后海は賑やかだったが

その后海で一人酒は俺だけだっただろう・・・

 


おそらく

今日を含めてこの4日間の休みは北京を離れることはないだろう

きっと俺は、お客さんのクレームと同じで待機することしかできない

厳しさ

この数日間どうしてしまったんだろう自分

すごく憂鬱だ

苦しくて苦しくて耐えられそうにない・・・・





今日は少しだけ同僚に対してきつく言ってしまったようだ

彼女の表情と返答から、厳しく言ってしまったのだと感じた

これまでどんなに機嫌が悪くても表情にすら出すことは少なかったのに


俺としては仕事とプライベートは混同したくない

仲がよくなればなるほど仕事に対して厳しくすることが出来なくなるから

もともと厳しくするのは嫌いだし、性格的に出来ない

しかし会社はそういう人間を求めている


板ばさみ・・・・


皆とは仲良くしたいのだが、近づきすぎると後々困るのは自分だ

まぁすでにやりにくい環境に自分がしてしまったのだが・・・・


絆とは

昨夜からなんとなく落ち着かなかった

皆には相変わらず顔色悪いねって言われてるけど

今日は体調が原因ではない

精神的なものだよ・・・・



ある子供が迷子の子犬を拾ってきた

子供は学校から戻るとすぐに子犬と遊んだ

一生懸命しつけ、えさを与え、子犬も子供に懐き始めた

そんな時に元の飼い主が見つかった

その子犬は飼い主と久しぶりに再会し動揺はするものの

すぐに思い出し、尻尾を振って元の家へと戻っていった

子供の心境はどうだろう

ずっと一緒に居たいに決まってる

きっと人生最初の「別れ」というものを経験しただろう

物ではなく感情ある生き物と一緒に過ごしたがばかりに

これほどまでに別れが悲しく、残酷なものだと認識するだろう


ずっと一緒に居たい・・・・



今朝、姉からメールが送信されてきた

養父が一昨日手術をしたらしい

付け加えて日本で1,2を争う名医にしてもらったといっていた

養父もすでに80代半ばなので体力的に厳しいと思う


お昼過ぎ、さらに追い討ちを掛けるようなメールが届いた

これまでに知らされていなかった事実

3年前より心臓を患っていたらしい

俺が会社を辞めた頃だ


どうして教えてくれなかったのだろうか

その事がショックでならない・・・・




子犬との「別れ」と知らされていなかったという「ショック」

絆とはなんだろうか・・・・


減らしても減らしても空瓶の数は一向に減らない

そして今日もまた空瓶が増えていく

おわんねぇ

おいおい今日もかよ

仕事が遅いなオレ・・・・

というか多すぎなんだよ


でもこの時間にオフィスから外を眺めてて意外だったのは、

向かいのビルでも多くの人たちがまだ働いてる・・・

昔、俺が持っていた中国のイメージとは違うな

まぁ相変わらず家の課のオネェ様方は早いけど



仕事で悩みが薄れてくれればいいんだけど

薄くなるのは髪の毛だけか・・・・

なかなか上手くはいかないものだね

ああもうどうでもいいや


やばっ

そろそろエレベーター止まっっちゃうよ

かえろ



悩む

やっと帰宅だよ

疲れた

でも仕事よりももっと疲れることがある

それは「悩み」かな


最近まったく仕事にも身が入らない

社長が聞いたら怒られるかな

でも抜け殻だよまったく

恋愛とは活力だな きっと

この先何をしたらいいのか

何を目指したらいいのか

これまで大抵のものは容易に手に入ったから

こんな大きな悩みに出くわすとは思わんかった


どんなに頑張っても手に入れられないものか・・・・・

でもあきらめない 絶対に

あきらめたくない 絶対に


これまで好き勝手やってきた人生だ

このまま好きなように生きてやる

あと半分の人生を・・・・