昨日、珍しいゲストがお出ましになった。

百舌鳥である。


山椒の枝のハヤニエ(蛙)を思い出したのか、最近、雀達に評判になっている餌場の様子を見に来たのかは判らぬが、ササーッと飛んできてシュタっと山椒の木に舞い降りてきた。

凛々しい佇まいは、
若武者の様だ。
格好良い。

そもそも、百舌鳥をあんなに間近に見たのは昨日が初めてで、ドキドキした。


背黒鶺鴒も登場した。


今日はケチャップご飯だから来てくれなさそうだ。

新之助にゃーは幼少のみぎり
アメショに間違えられる事が多かった。
シルバーグレーに黒の模様が映えて実に美しい子供だった。

成長するにつれ、柄が少々曖昧になり、アメショと言うよりも白鯖に近い柄になった。

太っているが、
絶世の美女である。

彼女は時々スタイルチェンジを図る。

気付くと、毛の色が変わっていることがある。
今は背中だけ見たら雉猫の様だ。背面だけ海老蔵とお揃いだ。新之助と海老蔵では身体の大きさが違うので、並んで同一方向を向いていると親子のようにも見える。実に愛らしい。

一年に何度か色を変えるようだ。どんなタイミングで変えているのかは把握していないが、黒を多くしたり、グレーを増やしたり、茶を入れてみたり。
新之助は、お洒落さんなのだ。


今朝、そのお洒落さんが枕元にお出ましになった。
ペタペタと寝ている私の顔に触れ、嗄れ声でムーと鳴く。


にゃーいつまで寝ているの。


起きます。と、返事をするまでペタペタは続く。私が漸く決意を固めた事を察すると、狭い枕元で方向転換しようと試みる。
狭い枕元で大きい新之助が方向転換をするには、少々難がある為に、私の顔に腰掛けて向きを変える事が多いのだ。

いくら愛しい我が娘とは言えども、顔に座られるのはちょっぴり嬉しくない。


新之助が小さい小さい頃、小さすぎて自力で排泄が出来なかった。
哺乳瓶でミルクを与えた後に、排泄を促したものだ。
初めてウンチをした時は、本当に嬉しかった。

哺乳瓶とミルクの缶と、玩具とタオルを持ってベビーホームにも通った。

あれから今年で11年。


新之助は
細かいことは気にしない。
いつも自分のペースをしっかり守って穏やかに過ごしている。

海亀や梟に似ている佇まいが素敵なのだ。
白米とケチャップご飯を雀に与えてみた。


ヒヨコ今日のご飯は橙色だぜ

ヒヨコ味が付いているぜ

ヒヨコ匂うぜ


やっぱり、馴染みのない食物はダメなのかしら?

不評である。