病院から戻った後、『食べたい』と言う意思表示を示した為、少し回復しつつあるのだろうと思い仕事に戻った私。
だが、虎太郎が心配でいつもより早目に帰宅した。
解錠する間ももどかしく、苛々しながら玄関を開けると、普段なら元気一杯で迎えに来てくれる虎太郎の姿はなく、空腹と喉の乾きを訴える新之助と長い昼寝から目覚めた海老蔵だけだった。
玄関には嘔吐の跡。
台所にも嘔吐の跡。
虎太郎はダイニングテーブルの上で、小さな箱を作っていた。
回復の兆しを示していたのは、僅かな間だったのだ。
小さな体を震わせて、体内に残っている水分を吐き出す。
もう何も残ってないでしょうに…
海老蔵が心配そうに虎太郎の様子を伺う。
新之助は食事を摂って漸く落ち着いた様だ。
少し休んでは嘔吐する繰り返し。
妹の同僚のワンコは、二日間絶食して消化不良から回復したらしい。
大丈夫。
大丈夫。
艶々の黒い背中を撫でながら励ますしかない無力な私。
頑張れ。虎太郎。
だが、虎太郎が心配でいつもより早目に帰宅した。
解錠する間ももどかしく、苛々しながら玄関を開けると、普段なら元気一杯で迎えに来てくれる虎太郎の姿はなく、空腹と喉の乾きを訴える新之助と長い昼寝から目覚めた海老蔵だけだった。
玄関には嘔吐の跡。
台所にも嘔吐の跡。
虎太郎はダイニングテーブルの上で、小さな箱を作っていた。
回復の兆しを示していたのは、僅かな間だったのだ。
小さな体を震わせて、体内に残っている水分を吐き出す。
もう何も残ってないでしょうに…
海老蔵が心配そうに虎太郎の様子を伺う。
新之助は食事を摂って漸く落ち着いた様だ。
少し休んでは嘔吐する繰り返し。
妹の同僚のワンコは、二日間絶食して消化不良から回復したらしい。
大丈夫。
大丈夫。
艶々の黒い背中を撫でながら励ますしかない無力な私。
頑張れ。虎太郎。
に着いてからはゴロゴロと喉をならして甘える。