【過去の話】いじめられて、諦めたこと①つづき

 

私はカースト下位に属しながら、ある意味孤立していて、カースト外にいたともいえる

 

そして、そんな状況で属していたものが、部活動と生徒会

 

部活動では部長でもないのに、テキパキ指示を出し

 

生徒会では生徒会長と役職をこなしていた

 

なので、本当の意味での孤独というのは無かった

 

 

日々のこともいじめと言うにはあまりにも小さく、不快に思って生きにくいという程度

 

ただ、物損の時だけは違った

 

ある日、お昼休みの間に文房具を全て破壊されていた

 

休み明けの授業は担任の授業だったため、授業開始時に先生に訴えた

 

授業が開始されて、皆が見ているその場で

 

「休み時間中に文房具を全て壊された

 

どうしてくれる」

 

と、真っ二つに折られた文房具を持って言った

 

そしたら、先生はその場で

 

「誰がやったんだ? 名乗り出なさい」と言うが

 

当たり前だが、誰も名乗り出ない

 

私もこれに関しては誰も名乗り出ないのは当たり前だし、仕方の無い事だと思っている

 

が、その後に誰かが筆箱を落として、誰かが踏んで、誰かが元に戻したというストーリーが作られ、それでお終いにされた

 

そして、普通に授業を進める先生

 

これに怒った私は僅かばかりの抵抗として教壇をぶった切る様に歩き、真っ二つに折られたペンたちをごみ箱に捨て、インクでぐちゃぐちゃになった筆箱をティッシュで拭いた

 

そのティッシュを捨てる時にすら、先生の前を横切り歩いた

 

この時、(前回睨んだと書いたが)次回やったら分かってるよなニヤって顔をみんなの目の前で見せつけて、汚れた手を洗いに廊下へ出た

 

力では私に勝てる人は殆どいなかったのもあってか、それからは物損被害はないが、今まで通り話しかけられることもない生活に戻りました

 

この件があって、先生に絶望はしませんでしたが、失望し、諦めるようになりました

 

先生に期待してもしょうがない

 

無理なことが多いし

 

話ても仕方がないし

 

解決もしない

 

 

期待する事を諦めれば、そういう人だと思うし

 

期待した事が出来なくても、失望も絶望もしない

 

そういう大人なんだなと思うだけ

 

 

 

多分、この頃

 

自分の親にも期待する事が無くなり、色々諦めていたんだと思う

 

この件は親に伝わることは無かったし、伝える気にもならなかった

 

自分は自分のやり方でどうにかするしかないと思っていた

 

ただ、期待しないと頼らないは同じではない

 

部分部分では親にも周りにも頼ったし、助かったことも多々ある

 

ただ、期待していない分、してもらえなかったり、裏切られたからって、しょうがないね。次回から付き合いは考えようと思えるようになった

 

精神的に病んでも、吐きながらも高校へ行き、死にそうになっても大学へ行った

 

自分で選んで そうした

 

大学受験時、大学卒業後の2回ほど親に期待した事があったが、結果はごらんの通り

 

血の繋がった他人になりました

 

 

引き籠りのリスクや中卒・高卒のリスクはずっと頭にあって、それを回避するためだけに頑張ったとも言える

 

 

引き籠りって家が心地いいからいられるんだと思っている

 

家に居場所がなかったらいられないし、そういう人はトーヨコきっずみたいになっているような気がしている

 

もちろん、頑張って家を出た人もいるけど、家にはいられない

 

共依存でない限りは