私が使用したことがある眠剤は様々でＢＺ系や非ベンゾ系、メラトニン、オレキシン受容体に関与するものなど
それの効果や感想になります（使用当時、その時々の抗うつ薬や抗不安薬などを併用しています）
【ＢＺ系】
・トリアゾラム：比較的眠気につきやすい。１～２時間で眠くなる。でも、４～６時間で目が覚める。
・エチゾラム：あまり効いている感じが無かった。眠くなるかもだが、抗うつ薬とかのせいだと思っている。
・ブロチゾラム：効いているかも。程度の感覚。無いよりいいのかも程度。
・フルニトラゼパム：比較的効いている感じがする。１～２時間で眠くなる。が、短時間作用と併用して使う事が多いので、フルニトラゼパム単体で効いているかは不明。
・エスタゾラム：眠剤（ＢＺ系）３剤（+頓服１剤）併用時に使用していたもの。それでも６時間で目が覚めていた
・クアゼパム：眠剤（ＢＺ系）３剤（+頓服１剤）併用時に使用していたもの。それでも６時間で目が覚めていた
【非ＢＺ系】
・ゾルピデム：トリアゾラム。フルニトラゼパムより効いている感じはしないが、ブロチゾラムやエチゾラムより効いている気がする。１時間くらいで眠気がくる
・ゾピクロン：効いているような気もするが、眠くなると言う感じはない。副作用が酷く過ぎて、１週間でドロップアウトした薬。
【メラトニン受容体アゴニスト】
・ラメルテオン：１～２時間で眠気が出る。ただし、担当医曰く「効かないよ」と。
・メラトニン：30分くらいで眠くなる。（適応外）
【オレキシン受容体拮抗薬】
・スボレキサント：１時間程度で眠くなる。効かないと言う人は比較的多い印象
以下、その他感想
眠剤（ＢＺ系）３剤（+頓服１剤）併用時の薬は
トリアゾラム+エスタゾラム+クアゼパム(+頓服：フルニトラゼパム)を使用していた
そして、抗うつ薬として、アルプラゾラムやＳＳＲＩなどを追加併用していた時期
これでも６～８時間で（目覚ましが鳴る前に）目が覚めていた（普通に仕事をしている）
これから分かるように、私にはＢＺ系が効きにくいことが分かる
睡眠障害が無い人がこれを飲んだら、１２時間以上は余裕で眠れるor１日中眠いはず
ＢＺ系をＯＤしても１８時間程度で目が覚めたので、そんなものだと思っている
ミルタザピンは眠気が強い抗うつ薬(NaSSA)なので、ミルタザピンを使い始めてから、眠剤などの併用薬を減らせるようになった
ミルタザピンの食欲亢進作用のせいで、過食気味になったため、似た作用のミアンセリン（四環系抗うつ薬）と併用、切り替え、交互投与等試行錯誤しながら服用しています
ミルタザピンもミアンセリンも眠気が強い抗うつ薬なので、睡眠障害を伴っている人には有効な場合があります
私の場合も当てはまり、ベースとして、ミアンセリン+スボレキサントでちょうど良い感じになっています
ＢＺ系が効きにくいので、ＢＺ系を頓服で使用することはあっても、毎日飲む必要は無くなって、服薬がスリム化した
しかし、世の中にはＢＺ系じゃなきゃ効かない人もいるので、これに関しえては完全に個人差だと思っています