ダイエットブログを見るとたまに見かけるあの薬
巷で噂になってきているリベルサス
薬効に関しては【薬】リベルサス(セマグルチド)錠にてお話をしています
簡単に言うと、血糖値が高い時だけ血糖を下げる薬です
主な副作用に嘔吐、食欲減退などがあります
(重症副作用に急性膵炎、糖尿病網膜症(失明なる直前)などあります)
血糖値が高いというのは血液中の糖分が多いということ
血糖値を下げるには2パターンあります
1つは細胞に血中(血管内)にある糖分を細胞に取り込むこと
もう1つは尿と一緒に排泄してしまうこと
リベルサスは細胞に取り込む方の作用になります
リベルサスの販売メーカーと話をしてみましたが、リベルサスによる減量は副作用による食欲減退によるカロリー摂取の減少によるものではないかとの意見でした
リベルサス自体に体重を減少させる作用があるとは考えられない
ならば、副作用により食事量が減った結果と考えるのが普通だと
リベルサスの作用からも排泄を促す薬ではないので、摂取したカロリーは消費しないといけない
生活習慣が変わらないのであれば、それしか考えられないとのこと
これに関しては私は概ね同意でして、あと付け加えるとしたら、血中の糖分を細胞に移行させることにより、カロリー消費をしやすい状態に持っていっている可能性があること
運動しても糖分などのカロリーが細胞に無いと代謝はされにくいです
それがスムーズに細胞に行くことにより、代謝されやすくなっている可能性がある
でも、これはあくまで可能性レベルです
本当にそうなのかは検証が必要な事象です
リベルサスにより血糖を細胞に移動させても、消費できなければ、それは脂肪になりますので、やっぱり運動は大事になります
リベルサスを飲んでも、消費カロリー>摂取カロリー でなければ痩せません
消費カロリー<接種カロリー ならば太ります
なので、リベルサスに過度の期待はしない方がいいと思っています
ちなみにリベルサスは半減期が長いので、1日飲み忘れたくらいで効果が激減するものでもないですし、副作用が出てすぐに服用やめても、副作用が抜けるまで数日かかります
体重が増加すると言われているミルタザピン(リフレックスなど)は、薬のせいで体重が増えるというより、薬を飲むと食欲が増進して、結果食べ過ぎて太るのではないかと思っています
要は食べ過ぎて、消費カロリー<接種カロリー になっているから太る
結果しか見ないダイエットは失敗すると思います