添付文書やインタビューフォームを参考に自分用メモとして書いています。
なので、一部省略して書いてあったり、誤記があったりする場合がありますのでご了承下さい。
また、間違っている内容があれば指摘をお願い致します。
エクロック(ソフピロニウム臭化物)ゲルは2020年11月に発売されたアトピー性皮膚炎の薬です。
特徴としては
汗を出すエクリン汗腺に関与するアセチルコリンの働きを阻害し、発汗を抑制する。
血中に到達後は速やかに加水分解されるので、全身作用を低減できるメリットがある。
[基本情報]
【販売名】
エクロックゲル
【一般名】
ソフピロニウム臭化物
【効能・効果(適応)】
原発性腋窩多汗症(わき汗)
→原発性腋窩多汗症とは、腋窩(わきの下のくぼんだ箇所)に左右対称性に日常生活に支障を来すほど、多量の汗をかく症状の事を指します。
【用法及び用量】
1日1回、適量を腋窩(わき)に塗布する。
【用法・用量に関する注意事項】
・眼に入った場合、抗コリン作用による散瞳等が発現することがある。眼に入った場合は、すぐに水で洗い流すこと。
・各腋窩あたりポンプ1押し分とする。
・ボトルに充填された本剤を、ポンプで塗布具(アプリケーター)に吐出させ、塗布具を使用して腋窩に塗布すること。
・直接、手に出して塗布しないこと。
・手に薬液がついた場合には、絶対に顔や目をさわらず、すぐに水で洗い流してください。
【保管に関する注意事項】
・可燃性があるため、火気を避けること
【禁忌】
・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
・閉塞隅角緑内障の患者
・前立腺肥大による排尿障害がある患者
(抗コリン作用により悪化させることがある)
【主な副作用】
皮膚炎、赤み、そう痒感、湿疹、口渇、排尿障害、など
[概要情報]
【販売名】
エクロックゲル(ECCLOCK gel)
【一般名】
ソフピロニウム臭化物(Sofpironium Bromide)
【ステム】
‐ium(第 4 級アンモニウム化合物)
【規制区分】
処方箋医薬品
【効能・効果(適応)】
原発性腋窩多汗症
【用法及び用量】
1日1回、適量を腋窩に塗布する。
【用法及び用量に関連する注意】
・本剤が眼に入った場合、抗コリン作用による散瞳等が発現することがある。また、刺激を感じることがあるので、万一、眼に入った場合は、直ちに水で洗い流すこと。
・ボトルに充填された本剤を、ポンプで塗布具(アプリケーター)に吐出させ、塗布具を使用して腋窩に塗布すること。手に直接吐出させて塗布しないこと。手に付着した場合は直ちに手を洗うこと。
・各腋窩あたりポンプ1押し分とすること。
【主な副作用】
皮膚炎、紅斑、そう痒感、湿疹、口渇、排尿障害、など
【薬物動態】
・(動物実験で)正常皮膚と角質を除去した皮膚とで比べた場合
血漿中ソフピロニウム臭化物の Cmaxが約73倍、AUCが約28倍増加し、経皮吸収性が増加することが示された。
・胎児・母乳への影響
血液‐胎盤関門や乳汁への移行はあるが、少ないまたは速やかに分解されるため、影響はないと考えられる
ただし、影響を否定できないため、妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断され る場合にのみ投与、授乳の継続又は中止を検討すること。とされている。
【薬理作用】
多汗症の原因となる汗はエクリン汗腺から分泌される。
エクリン汗腺は交感神経により調節されており、アセチルコリンがエクリン汗腺のムスカリン受容体サブタイプ3(M3)を刺激することにより発汗を誘発すると考えられる。
ソフピロニウム臭化物は、M3 を介したコリン作動性反応を阻害し、発汗を抑制する。
【備考】
・患者向け資材あり
・保険給付上の注意:
本製剤の効能又は効果は「原発性腋窩多汗症」であることから、原発性腋窩多汗症の確定診断が行われた場合にのみ投与すること。
また、本製剤の投与開始に当たっては、多汗症疾患重症度評価尺度(HDSS)を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
・使い方(参考)
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