よく週刊誌や、書籍で○○は飲んだらダメ!

みたいなことを書いてある記事がある。

 

実際に治験の段階では効果があったと言われるものでも、時が経てば研究も進み効果が疑わしいもの否定できない。

しかし、飲んではいけないシリーズでは、そういった論文をまとめて総論として言っているのではなく、医師自身の経験則や、薬理作用を考慮した判断によっての決めつけが多い。

 

それは医療の標準でなく、その医師の独断であることが多く他の医師は困っている。

 

薬は毒である

 

その考えは基本正しいと私は思っている。

 

しかし、毒であっても必要ならば喰らわねばならないとも思っている。

 

医療の世界はある意味閉鎖的だと感じている私は日本のスタンダードと世界のスタンダードの違いにも疑問に思う時がある。

 

人種差や遺伝差、環境差など考慮しても戸惑うことはよくあり、抗生物質の取り扱いにもほどほど困ってしまう。

 

抗生物質は使えば使うほど耐性菌が発生しやすくなる。

なので、世界では抗生物質を使うときは、抗生物質を投与しなければならないくらい重症かつ、その菌にどの抗生物質が効くか調べてからの投与が基本である。

しかし、日本では簡単に風邪などで出してしまう。

世界の抗生物質の使用量の半数は日本ではないかとうわさされるほどである。

(実際はデータを見つけられなかったので不明です)

なので、日本は耐性菌生産国と言われているのです。

 

それでも、抗生物質を使った方が早く治る気がする人もいるでしょう。

そしたら、毒だとしても使ってしまう人がほとんどでしょうね。

副作用のない薬(漢方含む)は無いのだから。

副作用が無くても、体に負担がかかるのは間違いないでしょう。

 

では、すべての薬飲むの止めた。

某医師の通り飲んだらいけないのなら止める。

と、安易に走っては今度は病気になることもある。

薬は必要だからあるのだし、必要だから出している。

まず、これが前提にある。

 

血圧の薬でも何十種類とあるが、大きくみれば6種類くらいある。

各々、体に合う薬と言うのが違うのだから、これはダメ、あれはダメと簡単には決められないのである。

 

眠剤も依存がどうの、ボケるからどうの、という議論がある。

たしかに、ある眠剤は依存が無いとは言えない。

でも、不眠で日中ウトウトして事故でもしたら、やっぱり薬を飲んででも寝ておけば良かったとなる。

全ては結果論ではあるが、今の症状を楽にするため、今後の生活の質を高めるために薬はある。

それを否定ばかりされていたら、薬を使うなとしか言えなくなる。

そして、不安に思った患者は勝手に服用を止めて、治療に差し障ることになり、不利益を被るのは一体誰?

結局、これも結果論でしか語れないので、どのリスクをとるかになってしまう。

 

一回、痛い目を見ると人は変わるのですが、今は治療ではなく予防の時代

なので、痛い目を見る前に薬を出されるのです

それが幸か不幸かは分かりませんが、少しでも幸福になれるよう手伝えればと思います。

 

有名な人の本だからといって鵜呑みにはしないようにね。

あくまでも持論でしかないので。

また、ニュースでの報道でも都合のいいように解釈、報道されている可能性が高いので、気をつけるようにしてください。

 

 

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