太陽光発電で余った電気って・・・?
太陽光で発電した電気、使わず余った電気はどうするの・・・?
太陽光で発電した電気のうち、使わずに余ったものを余剰電力といいます。
太陽光発電システムを設置したけれど、
発電した電気を全量使わなかった場合、
その電気はどうなるのか気になりますよね。
太陽光発電システムは
☆逆潮流あり
☆逆潮流なし
の2つのシステムに分けられます。
『逆潮流あり』
太陽光発電システムに余剰電力(使用しない電気)が生じた場合、
電力会社に買い取ってもらうシステム
太陽光発電システムで発生する電気の出力は、天候に左右されるので、安定した電気を使用するために、電力会社の電力系統と連系して運転する必要があります。
(ただし、独立電源方式発電設備 の場合は系統連系は不要)
太陽光発電システムで発生する電気の出力が使用したい分より
不足する場合
⇒ 不足分が電力会社の配電線から流れ込む
太陽光発電システムで発生する電気の出力に
余剰が出た場合
⇒余剰分が電力会社の配電線へ逆潮流(流れ出)し余剰分を買い取って貰える
また、停電時に非常用負荷(放送設備、非常用照明など)に電力を供給する蓄電池を搭載したシステムにすることも可能です。
「太陽光発電システムの設計と施工(改訂3版)」太陽光発電協会〔編〕より抜粋