食べるのが怖くなってくると友達に外食に誘われても億劫になる。今夜こんなことがあった。



私の生活の一部始終を干渉しようとしてくる母にうんざりしていた私は彼氏に泣きながらそのことを話していた。母とのことで暴食してしまったにも関わらず彼氏は「お腹空いたからファミレスにご飯食べに行こうよ。」と誘ってきた。「食べたくない。」「じゃあ一緒に来て何も注文しなければいいじゃない?」そんなことが簡単に出来ていれば私はもともと太っていなかっただろう。私は自分の気持ちを食べてしまう。お腹が空いてなくても満腹感を得るために食べれるのだ。一緒にファミレスへ行き彼はおいしそうなものを食べているのに私は目の前に座っているなんてこと到底出来そうにない。もし我慢できずに何か注文して食べてしまうとあとで後悔に襲われる。行かない方がいいのだ。



「いつもお腹がいっぱいになるまで食べるのがいけないんだよ。少し空腹のところでやめたらいいじゃん?」言うのは簡単。でも21年生涯ずっとお腹がいっぱいになるまで食べてきた方法しか知らない私は腹八分目でやめる方法を知らない。これができていたら私はとっくに痩せているはず。「そんな簡単なこと言わないで。」そう言うのが精一杯だった。「私に痩せて欲しくないの?」彼のために痩せようとしているのに何でファミレスになんて連れて行きたがるかな・・・・・・。



彼も私のことを心配してくれて言っているのは分かってる。でも昨日も今日も久しぶりに暴食しちゃった私には酷なお誘いです。



ミミ 身長160 体重54kg

現在アメリカ大学に留学している私はつい1ヶ月前までは体重は60kgはあった。母が11月末ほどに遊びに日本へ帰ってくる機会があり「こっちへ来た時に痩せたと思われたい!」と思いダイエットを始めた。私は母に褒められた事がとても少ない。I'm never good enough for her.(彼女に対して私は決して満足できる対象じゃない。)という言葉がいつも頭を駆け巡る。



母が訪問し終わった後で今度はさらに、成人式の振袖写真を撮影することになってしまった。それが来年の1月3日。私はその日に備えて現在もダイエットを実行しています。「せっかくお金も払うし写真を撮ってもらうのだからキレイに映りたい!!」そう思う気持ちがいつものダイエットを一層加速させます。日本帰国する際に「周りの人に太ったと思われたくない。」という思いもある。外見を気にしすぎてしまう。周りの人間を気にし過ぎてしまう。



近頃は固形物を口にするのさえ怖くなって来て朝から昼にかけてフルーツジュースやスムージーなどを飲む。それを飲むのだけでも勇気が必要。夕方以降は何も飲まず食べず。半身浴を1日2回行って無理やり体重を減らす。水でも太るんじゃないか・・・?そう単純に思ってしまう。水分量が減っているだけの時もあるが、それでも次の朝に体重が減っているとすごく嬉しい。



時には食べる時もある。彼氏と食事に出かけるとやっぱり自分も食べたいと思う。胃袋がすごく小さくなっているので少量で満腹になるけど食べた後は絶望感、後悔が伴う。そして「明日は絶食しなきゃ!」と思うことの繰り返し。



以前から便秘ではあったけどダイエットを始めてさらにひどくなった。下剤を2袋飲んでもお腹が少し痛くなるのみで何もでない。腸の動きも氷河期になってしまっている。



私は弱い人間。周りには「しっかりとした自立した女の子」と期待もされているかもしれないけれど私はとても弱い人間だ。この私の弱い部分(強がっている部分もひっくるめて)を知っているのは私の彼氏。もう付き合って1年になる。彼氏は「ダイエットは別にやりたければ良いと思うけど体に悪いようなことはしないでね。」と優しい言葉を掛けてくれる。本当に優しい人なのだ。こんな優しい彼のためにも、、、キレイになって痩せて可愛い服を着たい。そうすれば皆が彼をうらやむだろう。「彼女にミニスカートとブーツを履いてもらうのが昔からの夢だったんだ。」彼がこんな言葉を囁いた事があった。私は太くてミニスカートを履くなんて出来ない。「一目を気にしなければ良いじゃん?」と言われそうだが私は一目を他人より数倍気にしてしまう。いわゆる完ぺき主義なんだ。



ミミ 身長160 体重54kg

私が本格的に「コレって摂食障害の始まりなのかなぁ?」と思い始めたのは2001年に10ヶ月間のアメリカ留学をした後からです。肥満大国アメリカ。ストレスやホームシックも重なり、Partyも多い日常生活の中で断れることも出来ずに私は食べ続け日本へ帰国した時は身長160cmで65kg。当時は気にしていなかったけれど、その後の留学も含め「自分は太っている。」と気になりだすようになりました。周りは私が太っていると思っていても言ってくれないひとたちがほとんどでした。



ダイエットを試みても急激な一時的なダイエットが多く全てリバウンド。やり方が極端で「早く痩せる食べないダイエット」が私の定番。1ヶ月に4~5kg落とすのは普通でフラフラなりながらもダイエットを止めれない。食べるのが怖い。水を飲むのさえ怖い。そんな気持ちが続いてすでに3年は経ちます。



小さい頃から発育の良かった私。同級生より早く育って生理も早く来て。両親は自営業を経営する共働き。飲食店経営とあって食べ物は至る所にあった。一人遊びの多かった私はお腹が空いていないのに食べれてしまう、いわゆるEat my feelings(口寂しさ、心の物足りなさを埋めるように食べる)ことで自分の心の空白を埋めようとしていた。美味しい物、甘い物はもちろん大好きだったけれど、気が付くと周りの女の子たちがすらっとした足を制服から除かせている時私は自分の足を見て憂鬱になった。その頃はそれでも満足していたけれど・・・。



自分が二重人格者に思える時がある。

「こんな体に悪いダイエットしちゃダメだ。絶対リバウンドしちゃう!体もぼろぼろになっちゃうよ!」

「痩せたい。痩せてたらもっとチヤホヤされるし人気者になれる。認められる。好きな人にもっと好きになってもらえる。可愛い服だって着れる。痩せるといいことばかりだ!」

このふたつの考えが私の脳内を占拠しています。前文を選ぶと、結末は何かを食べて体重が増えて後悔する。後文を選ぶとダイエットを続け下剤を飲み、半身浴に精を出す。



現在も極度のダイエットをしています。今のところ辞めようとは思っていません。ただ痩せたい。痩せればそれで良い。自分の体にどんな支障が出ようとも痩せればそれで幸せ・・・・・・悪いこととは分かっていても、麻薬のような感じで簡単に辞める事が出来ない。



日本では摂食障害を持つ女性が年々増える傾向にあるそうです。私もそのなかの予備軍なのかもしれません。私は「46kgになったらダイエットはやめる。」と思っていますが本当に辞めれるのかなぁ。私のように生活している女性は一体何人、何千人、何万人と世の中にいるのだろう。私は日本人女性にこのブログを読んで欲しい。あと周りの男性にも。女性は日々、キレイにならなくてはというプレッシャーで心がつぶされそうです。痩せている事が魅力的な日本文化のなかで多くの女性が摂食障害と闘っています。私もその一人です。




ミミ 身長160cm体重54kg