私はシングルマザーで正社員をやりながら、通信教育学部生として大学にも在籍しています。
大学卒業と同時に学士の学位と、日本語教育を主専攻で修了の資格取得を目指しています。
「大学生です」
「通信教育学部生です」
「勉強大変過ぎちゃってヤバイです」
と言うとよく知らない人には
「でも大変っていっても通信でしょ?」って聞かれます。
確かに、通信は家で勉強すればいいんだからラクでしょ。って私も始めは思っていました。
でも入学してみると、レポートの量と試験の難しさと、土日や夏休み丸潰しの対面授業への参加の辛さに、ぺっしゃりめげました。
それから6〜7年全く教科書を開かず過ごしました。
学費だけはせっせと払い続けるヤツ。
(だから貧乏)
入学して10年も経ち、もうこれ以上は延ばせないので昨年から勉強再開して単位をガシガシ取っていましたが、そんな中の新型コロナで、在籍する大学の通学生たちはキャンパスが立入禁止になって完全休校になりました。
私たち通信生は、月次の試験や対面授業が中止にはなったものの、自宅学習が元からメインだったので何も変わらず、むしろ外出自粛で勉強に集中できてレポートが捗る日々(だそうですが、私は捗らない)。
そして4月後半には通学生も自宅学習とオンライン授業開始になったというニュースを大学HPで見ました。
そこで我ら通信生はSNS上でざわついたのです。
「通学生は今、私たちと同じ自宅学習をしているね」
「ほんとだ!あれ?じゃあ私たちと何が違うんだろう?」
「オンライン授業ってのが違うんだな!教授と話せるんじゃろ!」
キャンパスに行くことで勉強環境に浸かれるのが通学のメリットなのに、教室にも図書館にも行けないのは辛いだろうなぁと通学生を思って切なくなりました。
自宅学習って思っていたより大変。
今でも四苦八苦しています。
勉強できる環境では無かったり、どうしても集中しきれなかったり。
もうこれからは大学側はもちろんのこと、通学生も通信生も同じように学生の柔軟性が問われるようになりますね。
ゴールデンウィーク明け時点でオンライン授業に対応できた私立大学が5割弱だったのですが、私の通う大学の通学課程は4月8日にはオンライン授業開始のニュースが出ていました。
「ぼくたち通信生の下地があったから、大学の対応が早かったんだね!うっふっふ」
とまたお仲間達は誇らしげでした。
確かにそうだと思います。
私はしばらく学費払うだけの幽霊学生でしたが、やっぱりちょっと誇らしい。
おそらく今後も100%元通りにはならないので、学生の皆さんは自宅で勉強に取り組むための環境整備を頑張りましょう。
私は平日は仕事で疲れ果て、土日しか勉強スイッチが入りません。
うっかり気を抜くと土日も目が開き切らないまま終わりそうになります。
勉強スイッチ、どこかに売ってませんか?
それからテレワークと勉強が捗る、魔法の机と椅子が欲しい。
家具の移動すら面倒だけど、真剣に重い腰をあげて自宅の環境整備を頑張ります。