今回は個人の生死感を少し考えさせてしまう内容です。
苦手な方は読むことを推奨しませんのでご注意ください。
6年ほど前に腎臓の病気で緊急入院しました。
生死の境を終末病棟で3か月さまよった後、
主治医に『余命5年・持っても10年』と宣告を受けました。
(この状態で生きているのが不思議だそうで)
その後2回入院して6年が経ちました(笑)
先日突然倒れて救急搬送され、
退院後主治医に『突然死』する可能性が高く、
現状より良くなることはなく、回復もしない『想定の範囲内』だそうです。
(限りなく余命がゼロに近い)
6年前に覚悟をしていたので今更ながらなんですが、
『出来ないことを嘆き悲しむ』のではなく『今できることをする』
『いまわの際に後悔しない』ということを実践し続けています。
体調が悪いことが多い日々が続きますが、
日々生きられることに感謝しております。
あまり世のためにならない私を生かし続けることは、
『医療資源の無駄使い』と思うのですが、
せめて今まで生きていたこの世界に『恩返し』をするつもりで、
微力ながら勤務に励み『社会活動の維持』に貢献しております。
宗教的な考えですが
『生かされていることには意味がある』と思い、
『今、自分が何をするべきか?』・『どうすれば世のためになるか?』
『残された時間で何をするべきか?』を常に考え行動しています。
(一応私は無神論者で、現実主義者です)
後藤新平『自治三訣』の
「人のお世話にならぬやう 人のお世話をするやう そしてむくいを求めぬやう」
を心に刻み、日々感謝しながら生きています。
皆さんは『座右の銘』をお持ちでしょうか?
若い人には理解しがたいかもしれませんが、
死期を悟ってからは、人生について考えさせられることが多いです。
私自身は大した影響力がある人間ではありませんし、無力ですが、
最後まで社会を支え続けたいと考えています。
突然更新が止まってしまうかもしれませんが、
その際は『旅立ったのかな?』という程度に思っていただければ幸いです。