スポーツバーのRさん

寸前まで僕の方見てました。

僕が振り向くのと同時に知らん振りして向こう向いて…



そおっと近づいて行って…

「あのぉ…」

「知らん。」プイッ

「あ、、怒ってる?やっぱり?」

「怒ってへんわ。ってかなんよ?やっぱりよその店捕まってるやないの!見てたでー!」プイッ

「え?見てたって、何をー?」

「腕組んで上がってったやんかー!」プイッ

「やっぱ怒ってるやーん!笑」

「知らん!どうせ遅いしもう帰るんやろ!」プイッ

「いやいや、店一緒に上がろ。ちゃんと怒って。ちゃんと謝るから…」


半ば強引に、僕が腕を組んでRさんをお店まで引っ張っていく。


店に上がれば上がったで、マスターに

「あれ?まだ飲んでましたん?」

と言われる始末。笑



やっとカウンターに落ち着いても、まだちょっとすねた感じのRさんに、今日の出来事を延々と語る。

「…と言う訳で、今の時間にまでなってん。な、大冒険やろ?笑」

「その間、私寒かったで。笑」

「いやだから、ごめんてー笑」



長い長い戦いの締めは、ホッコリした感じで。

1時間ほどいて、夜中3時。

マスターがタクシー呼んでくれて。

無事に送ってもらって帰りました。




ちなみに、この1時間、お酒飲んでません。

マスター「何飲みます?」

僕「あ、じゃあ焼酎お茶割りで。」

Rさん「あんた飲みすぎや。お茶しか出したらへん!」

僕「えー!?そんなぁ。」

マスター「笑笑」




おしまい