土用干し。梅雨明けとともにザルに広げて約10日。真夏の日射しをしっかり浴びました。程よく塩を噴いたお化粧姿は、「今年も無事に仕上がりました」の合図です。さあ、甕に納めましょう。これから三年間、甕の中で眠りに入ります。そして、ゆっくりゆっくり熟成し、アミノ酸たっぷりの梅干しに育ちます。今はただしょっぱいだけの梅干しから旨味が滲み出すのを楽しみに。