インターネット上の複雑な情報と
筆者の個人的な経験を元に
備忘録として
シンプルにまとめてみました。
(※筆者個人的に上手くいったパターンなので
今から説明する方法で損害が出た場合に、責任は一切持ちません)
【1. 症状】
BIOSが起動し
ディスクを認識せずに
Windows7(OS)が起動しないとき。
>>ディスクを認識しているときはこちら 「mbr修復編」
【2. 原因】
ディスクの未接続 または 故障
まず、HDDやSSDが、マザーボードとつながっているかご確認下さい。
【3. HDD故障の場合】
まず、故障したHDDから電源を外すこと。
磁気ディスク、およびヘッダーが生きていれば
データが取り出せる可能性があるので
SATA / USB 変換ケーブル などを用いて救出することも可能らしい。
(※自己責任でお願いします)
業者にデータ復活を依頼すると、15,000円以上掛かります。
【4. SSD故障の場合】
筆者のSSDは、約1年間使って
何の前触れもなく、突然故障しました。
(約10万回書き込み可能とか、公表されている寿命なんてアテにならない)
故障したら、まず、故障したSSDから電源を外すこと。
SATA / USB 変換ケーブル などを用いても
データを取り出すことは極めて困難。
業者にデータ復活を依頼すると、80,000円以上掛かります。
一応、SSDの構造をシンプルに説明しますと
コントローラとフラッシュメモリから構成されています。
フラッシュメモリは
USBフラッシュメモリやSDカード
携帯電話やスマホなどに使用される
ごく一般的な記憶装置です。
SSDには、このフラッシュメモリが複数枚積まれていて
コントローラチップによって制御されています。
SSDが物理的に故障したとき
コントローラかフラッシュメモリの
どちらかが故障した可能性が高いですから
故障した箇所だけ交換すれば
データ復旧の可能性は高いです。
特に、筆者が昨年購入した 激安SSD intel 330 は
サンドフォース社製コントローラ(通称:砂コン)が積まれているらしく
(実際は、砂コンでなくても壊れるときは壊れるみたい)
だから、コントローラチップだけ購入して
自力でチップ交換すれば
もしかしたら、データ復旧可能かもしれません。
(※自己責任でお願いします)
しかし、保証期間中ならば
素直に、交換手続きするのをお勧めいたします。
ちなみに、筆者の経験上
PCを長時間起動し続けたり
たくさんのプログラムを同時に起動させたり
冬の乾燥した冷たい空気に当てていたりすると
壊れやすいです。
(筆者の大学時代に
USBフラッシュメモリに入れた卒論のデータが突然消えたという
苦い記憶があるので。
フラッシュメモリに泣かされたのは、2回目なんです)
【5. 対処の方針】
メーカーに電話する。
【6. 必要なもの】
・メーカーの電話番号
・保証書(購入証明書など)
・故障した機材
【7. 対処手順】
ここでは、intel の SSD について説明します。
①メーカー保証期間内であることを確認する
インテル® SSD 限定保証について
②メーカーに電話する
インテル® 製品に関するお問い合わせ
聞かれる内容は以下のとおり。
・製品の症状
・PCのメーカー
・本体に記載された SSDのID
(この時点で、保証期間中か確認される)
・名前、メールアドレス
・購入証明書があるか否か
・サポートの対応評価メールを送っていいかどうか
③届いたメールに返信する
②の内容、プラス 住所を記入するメールが届くので
それに返信する。
筆者の場合、月曜の朝9時に電話し
その日の夜20時ごろにメールが届きました。
④SSDを梱包し、メールに記載された住所に送付する
輸送中に、SSDが物理的に破壊されると保証がなくなるので
プチプチと新聞紙で丁寧に梱包し
ダンボール箱に入れてコンビニから送付。
箱の外に、指定された番号を記入するのを忘れずに。
⑤SSDが無事に届く
「わざと壊したのではない」という確認が取れた後
メーカーからSSDが送付されます。
筆者の場合、火曜の朝に故障したSSDを送付し
金曜の朝に新品のSSDが届きました。
330は販売終了していたので
代わりに、520が届きました。
流石、大手はサポートが丁寧で早いです。
<参考ブログ>
SSD壊れる(その1) [PC]