内容に触れているのでネタバレ回避したい方は読まないでください。
超絶辛口なので、そういうの見たくない方もご遠慮くださった方がいいかも。
当たり前だけど、これは劇評でも何でもなく、ただのトニファンな個人の感想です。
さて。
大前提として、正直、期待というか、「わあおトニ三人舞台!楽しみたのしみー!」という気持ちがなかったところから、私はスタートしている。
所謂、あて書き、が、嫌いなので。
ハードルが低かったからか、さほどの嫌悪感(笑)はなかったのが救い。
ただ、どうしてもわからないというか、なんでこうなったのか理解に苦しむんだけど。
ごめん。
トニセンが何をしたかったのか、わからんのよ。
三人で作品を作りたかったんだよね?
今、この歳になって、改めて三人で創りたかったんだよね?
…そもそも違ったらごめん(笑)。
私が「わからない」のは、込み入ったストーリーがどうのとか、三人のキャラクター設定がこうのとか、そういう話ではなく、
「舞台として、どういう作品に仕上げたかったのか」が、わからなかった。
見えなかった。
結局、トニセンのファン(またはブイのファン)しかターゲッティング出来なかったの?
それが本意なら、それでもいい。私の知ったこっちゃない。
でも、本当に、そんな狭い世界を相手にしていたの?
40歳を越えて、アイドルの枠を超えて各方面で、やりたい事や、挑戦したかった事を頑張ってやってるあなたたちが、本当にやりたかった作品がこれなの?
…だんだん説教くさくなってきた(笑)
要は、
「あなたたちなら、こんな中途半端なものより、もっと幅広く奥深い、長いキャリアで体得したスキルを発揮して万人に訴える力を持った作品を創れるんじゃないの?なぜそうしなかったの?」
という、全くもって個人的で自分勝手なやり場の無い怒りと悲しみ。
ええ、身勝手なファンです。
ただ、ただ、
「ええええええこんなのなのー……もったいない…もったいない……」
という、気持ち。
なぜそう思うかというと。
例えば、二年前にトニセンが主演したミュージカル『ON THE TOWN』。
ブロードウェイ作品で、楽曲もバーンスタインの難曲。共演する女優陣はなかなかの演技者たち。
あの時はきっと、長年連れ添った(笑)三人とはいえ、いい緊張感の中で準備をして、よい仕上がりになったと思う。
あの時のような、いい意味での緊張感が、あまり感じられなかったんだなー…。
内輪な感じがあまりにゆったり漂いすぎていて。
…とまあ、こんな感じで。
正直、がっかり感の方が強かったのだ。
そりゃあ、慣れないマウスピースを唇に押し付けてホルン吹いてるひろしはホルン吹きの自分から見ても全てを差し置いてちょうかわいかったわよ!!
マダムに扮した時の指もキレイだったわよ!
全編にわたって弟モード満載のよっちゃんだってかわいいし!
ひろしにアゴで使われる係の不憫なさかもとさんもちょうかわいかったわよ!!
でも!
そんな「かわいいーヾ(*´Д`*)ノ゙」だけの作品を観たかった訳じゃないんだ…。
ほんとに本当に、私の勝手な気持ちだけど。
出来れば、願わくば、
楽曲メインなら先日の「Covers」みたいな質の高いLiveを。
演劇ならあまりユルさを前面に出さないストイックさを感じられるような作品を。
次は期待したいところです。
あくまで個人的な希望ですけれどね。
