昔はEAST家には当然のことながら固定電話というのもがあった。


・・・・・


だが、ある日を境にその電話が鳴らなくなった。受話器を取っても「うん」とも「すん」とも言わない。てっきりじろろは電話機が壊れたものかと思っていた。が、事態はそう簡単なことではなかった。当時インターネットは電話回線を使ったダイヤルアップ方式で接続していたのですが、パソコンをつないでインターネットをしようとしても応答しない。。。もしや!?


じろろ「なんか電話つながらんけど、変じゃない?」


はろうじいじ「???本当か!?」


きょうばあば「先日から電話は止められてるよ」


じろろ&はろうじいじ「キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!なんで!!!???」


きょうばあば「お金払ってないもん!」←威張って言うことか!!


そうEAST家の固定電話回線は知らないうちに料金未納ということで停止させられていたのだ!なんでだ!!??


はっ!!じろろは嫌な予感がした・・・ほかの公共料金は??その前になんで料金未納なんだ!!??突然の事態にじろろとはろうじいじは狼狽した。。。


だが、一応ほかの公共料金は払っていたようだ。


(数年後このときは分からなかったが更なる重大な悲劇が判明するがそれは後日記述します)


電話料金はその後も払うことなく電話は止められたまま。じろろは仕方なくネットを当時のPHSを利用して接続するようになった。


それにしてもなぜ電話料金を払わないのか疑問だった。後日きょうばあばの親族からじろろのPHSにEAST家へ電話するがつながらないという苦情が寄せられた。じろろは説明に苦しくその場をごまかしたが、今後どうするつもりなのか?


数日後思わぬ展開があった。


なんときょうばあばが携帯電話を持っているのではないか!えええええええええええええええ。。。家の電話止められてるのになんで携帯電話加入するの??理由を聞いてもいつもの「うるさい!親に口答えするな!」の一点張り。。。会話成り立たず。

はろうじいじも会社社長なのに家の電話を止められて困らないのか??


そんなある日徐々に電話停止の原因が見え隠れしてきた。きょうばあばの携帯に時々電話が掛かってくるようになった。が、きょうばあばは電話には出ない。おかしい。。。


じろろ「電話にでれば?」

と言っても


きょうばあば「いやこれは出らんでいいと」


非常に怪しい!電話に出れないのはなぜか?浮気?こんなしょぼくれた婆ができるわけ無い!では誰?ちょうどそのころ消費者金融に関するTVがよく放送されていた。まさか・・・


その後いくらきょうばあばを問いただしても携帯電話に掛かってくる相手、電話料金の未納に関してなにも話してくれず真相は闇に葬り去られるところだったが、はろうじいじがとうとう暴露した。


はろうじいじ「電話の相手は貸し金の人(銀行やサラ金もろもろ)で催促電話が掛かってきてたみたい。家の電話を止めたのも電話が掛かってこないようにするためだって」


ありえねえ~!!金借りておきながら電話繋がらないようにするだなんて。。。しかも予想通りサラ金かよ!!最低だ・・・


だが、これはEAST家を襲った悲劇のほんの序曲に過ぎなかった。。。


続く・・・


サイパンの海といえばやはり

『白い浜辺に青い空と碧い海』

いつ行ってもいつ見ても自然は全ての生物に対して平等なんだと感じる瞬間です。

なんで海は青いんだろう?ってしんみりと感じる美しさです。

夜になれば夜空を見ながら遠く沖のリーフ付近で弾ける波音を聞きながらビールを飲む瞬間は最高です。


海

日本では味わえない贅沢でしょうね。夜空も日本での星座と違いしかも凄く星が沢山見えます。きっと空気が綺麗だからでしょう。


ある日曜日の穏やかな朝の出来事(っていうかその後毎週?)


・・・・


じろろは朝食を済ませたあとリビングにてくつろいでいると


きょうばあば「今日ちょっと連れて行って欲しいところあるっちゃけど」

じろろ「はぁ?どこに?」

きょうばあば「行けば分かると!はよ車ば出して!」


と半ば強引にドライブに・・・。でもどこへ行けばいいの?


じろろ「どこへ行くと?」

きょうばあば「ええっとねぇ・・・ここに行って!」


と渡された地図にはここからはるか遠くの隣の県に届く寸前のお寺?!え?寺に?はぁ?今から?なんで?

強引にえるりんも連れて行かされる羽目に。。。


えるりん「なんであたしまで?なんのために?どうして?」

きょうばあば「うるさい!だまって着いてきなさい!!!」


と理解することもできずに出発させられる。車を飛ばすこと1時間強・・・県境の山奥の某お寺に到着。。。

こんなところになんのようだ?!


きょうばあば「はい、ここで手を合わせて頭を下げなさい。」


と指定されたのは、お寺の境内の外の敷地。。。え?なんでここから拝むの?どうせなら本堂に行って参拝するのでは?


きょうばあば「ここで拝むと金の羽衣を着せてもらえるからね♪」


じろろ&えるりん「????????????????????????????????」


きょうばあば「それであんたたちはここのお寺に守られるから♪」


じろろ&えるりん「んなわけねえだろう!!!」


そう、今までに聞いたことのない凄い自己中の言葉にじろろとえるりんは絶句した。お賽銭も挙げず、境内に入り本堂にお参りもせずに読経もするわけでもないのに、外から手を合わせるだけでこのお寺から金の羽衣を戴き守ってもらえるそうな・・・そんな都合のいいことあるわけないだろう!っていうかそのために1時間以上も車を飛ばしてこんなところに来たのか??あまりに怒りに反論しようかと思うがそんな気の起きずどうせなら本堂にお参りしようかとしたその瞬間。。。


きょうばあば「行ったらいかん!そんあことしたら罰があたる!!」


じろろ&えるりん「はぁ??????????????」


全く理解不能。。。説明することも不可能。本堂にお参りすると罰があたるそうな・・・初耳だった。その衝撃はトラックに正面衝突されたくらいの大きさだった。どうしたらそんなことをいえるのか気が狂ったとしか思えなかった。


帰り道、じろろはあまりに時間の無駄に対する虚無感から、もうこんなところにはわざわざ来ないという意図を伝えるが、きょうばあばは強行姿勢を貫きその後3回連続で毎週付きあわせれる事になった。当然えるりんも動向だか、二人とも道中は相当な不機嫌は言うまでもない。


どうして?なんで?いつまで・・・?


その頃からじろろはきょうばあば(実の母なのだが)を嫌いになりかたことを覚えている。