私の母は、私が小学生の頃はフルタイムでもないパートの主婦でした。
時間がなかったわけではないと思いますが、躾のためと称して、幼稚園年長くらいから手伝いを強要し始めます。
「居候しているんだから手伝いはして当たり前」
これを毎日聞かされながら育ちました。
今思えば、自分たちがほしいと思って生んだ子どもで、自立する能力もない年齢なのに「居候」呼ばわりとは何事かと思いますけどね。
洗濯物を取り込んだり、皿を洗ったり、3人兄弟の私と、3歳下の弟に手伝いをさせていました。6歳下の弟は格段に可愛がって王子様扱いだったので、私たちよりはさせられていません。
パートから帰ってくるなり声を荒らげて「洗濯物を取り込んだのね!!!!????」「洗濯物畳んだねのね!!!!????」と怒鳴りながら家に入るため(取り込んでいてもそうでなくても)、3歳下の弟と2人で、母が帰ってくるなりブルーな気持ちになっていました。
帰ってくるなとも思っていましたし、弟に「お母さん帰ってこなければいいのにね」と話したこともあります。
トイレ掃除風呂掃除洗濯などなど、任された「お手伝い」はやりますが、両親は当たり前というスタンスでした。お手伝いをしても褒められたことなんてありません。
小学校中学年くらいになり、周りの友達と「お手伝い」のことに関して話をすると、やったら褒めてもらえたり、中にはお小遣いをもらえたりするという子もいました。
それを伝えても「うちはうち。他人は他人」と言われるばかりか、「そんなに手伝いがしたくないのなら出ていけ」と罵られました。
そんなこんなでお手伝いをするものの嫌々やる私。それに対して6歳下の弟が幼稚園生くらいでやりたい盛り。
「お手伝いする!」喜んでやる弟に両親は「あんたは偉いね」と褒めまくり。
「私がこの年の頃は毎日してたし褒めてくれなかったじゃん!」と抗議すると、きれまくる両親。
兄妹差別も甚だしいなと思います。
出ていけって言われたところで、行く当てもないし、そもそも「出ていけ」なんて言ったらいけないと思うんです。だって、対等な関係じゃないし。出ていけないのなんて分かっていて足元見られてるわけじゃないですか。
躾のためとは言われ、一人暮らしをしてもなーんにも困りませんでしたけど、両親の躾にはまったくもって感謝していません。
子どもは親に「いつもお世話してくれてありがとう」と思ってほしいのなら、お手伝いしてくれた子どもにも「ありがとう」と言った方が良いと思うんです。