嫌でもよみがえる記憶


先月、実家に帰省した時のこと

車9時間かけて辿り着いて最初に迎えてくれるのは緑が眩しいほどの田んぼ

昔はどこまで行っても田んぼか山しかないやん魂が抜けるって思ってたのに

田んぼが広がる景色と草のにおいに癒される自分…年取った証拠真顔




 

そしてうちに入れば嫌でもお仏壇と父の遺影が目に入る

頭では理解してるけど「もういない」を思い知らされる

 

子供たちのやりたいことをギューギューに詰め込んだ

芸能人並みのスケジュールオエー

9時間かけてたどり着いた夜にメインイベントに出発

何ならこれ見に来たんだから笑  







 

大好きな夏祭り祭

もうどこの祭りににも負けない歴史あるこの祭り

そしてここでも嫌でも父を感じるのだ


病気が分かった3年前の祭り

初盆に合わせて帰省したから見れなかった2年前の祭り

仕事でこれなかった娘、去年の祭り

そして今年は家族揃って来れた祭り


この祭りの孫担当は父の役割だった

怖くてギャン泣きの孫を抱き

フラフラどっか行く孫を追いかけ

あれ食べたいこれ食べたいという孫に夜店で札束搾取される笑

孫たちはじいじが大好きだった


 

そんなこんなでバタバタと時間が過ぎて行き

たまたま上の子と二人で町に一軒しかないスーパーに行ったの夜

閉まってたよね凝視 さすがだよね凝視 閉まるの早いよね凝視

 

でそのスーパーの入り口に焼き鳥屋さんのキッチンカーがあって

もちろん閉まってるんだけど 寧ろ閉まってて良かったんだけどね

それでもね 心がぎゅーってなる今でも…

 

そこの焼き鳥は父が最後に食べた焼き鳥だった

もう何も受けつけないくらい食べれなかった父が

最期に「おいしい」って食べた焼き鳥だった、娘と一緒にね

 

次の日の朝早く半身麻痺が出てせん妄も出て鎮静かけるしかなかった

昨日は喜んで焼き鳥食べてくれたじいじが今日はせん妄で別人になって

優しいじいじはどこかへ行ってしまった

そんな時間を娘が過ごすことになるとは思いもせず

翌日、鎮静をかけて静かに眠ったじいじを見て娘は一人新幹線で帰阪した

今思えばどんな思いで一人で新幹線に乗ったのか…胸が苦しくなる

次に娘がじいじと会えたのは10日後

仏壇の前で眠ってるじいじとの対面だった

 

②へと続く右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印