猪木詩集「馬鹿になれ」/角川書店
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「世の中そんなに甘くない
幾度 頭を下げてきたことか
幾度 涙を流してきたことか
その度ごとに
惨めな自分と出会ってきた
その度ごとに
尖った自分が削られてきた
でも人間は
坂道を登っている時には
頭を下げ下げ
歩いていくもんだ
それでいいんだよ」
(by 元プロレスラー アントニオ猪木)
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あのアントニオ猪木さんに詩集があるとは知りませんでした。「馬鹿になれ」という詩を知って、この詩集を買ってみました。そのなかに、今日の詩がありました。
この詩を読んで、会社に入ってすぐのオリエンテーションか何かで、営業部長が、
「頭は使うためにあるが、下げるためにもある」
といっていたのを思い出しました。
まだ20代、まあそんなこともあるのだろうと思って聞いていたけれど、あれから20年以上の時が流れて、ほんとにその通りと、深く納得します。
あの猪木さんにして、「頭を下げる」ことの尊さを詩にするのですから、私なんか、どれだけ下げても下げたりないような気がします。
でも、「それでいいんだよ」という最後の言葉に救われます。また、山道を登っていく時に人は頭を下げながら登っていくという比喩もすばらしく、人生の真理をとらえていると思います。
リーダーをしていると、いろいろとあって、
頭を下げなくはならないこともあって、
それで、悔しいことも多いですけれど、
「それでいいんだ」
と、自分を認めてあげることが大事なんだと思います!
ですので、
日々、自分を尊ぶことを大切に!
今日も、リーダーとしてのお仕事、がんばってください\(^_^
リーダーシップ・スタイリスト 松山 淳
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