木曜日のお仕事、

本日も本当にお疲れさまです!

週末まで後少しです。がんばって下さい。

東京は、朝から心地の良い陽射しが

降り注いでいます。

まさに五月晴れですね。

本日、メルマガ【103通目】を配信しました。

『リーダーへ贈る108通の手紙2』

配信したその日の天気が良いと

なんとなく読んでくれる人の率も

高まるような気します。

よかった!よかった!

さて、本日もドラッカーの言葉です!

今日は『Harvard Business Review』(ダイヤモンド社)

(2003.12月号)に掲載された

巻頭インタビュー『明日への指針』(下)

からです。


***

『日本は長年アウトサイダーでした。
 私もアウトサイダーだったからわかるのですが、
 それゆえ、他者を忖度(そんたく)し、
 理解する能力に優れています』

***

忖度(そんたく)とは、

「他人の心をあれこれとおしはかること」。

ドラッカーは日本企業の研究にも

熱心でしたが、

日本企業の研究は、同時に

日本人に対する洞察でもありました。

 私「あれどこにおいた?」
 妻「あれはあそこよ」
 私「あ~あそこね」

他人が聞いたら何のことか

さっぱりわからない会話ですが、

私たち夫婦は、時々、こんな会話をします。

夫婦でなくとも、仲の良い友人であれば

そんな会話をした記憶があるかもしれません。

しかし、冷静になって考えてみると、

「なんでわかるんだろう」

と、わけがわからなくなります。

こういった関係が上司と部下の関係に

発生する時があり、その具体例を私は

人づてによく聞きます。

 上司「あの件はどうなった?」
 部下「あの件は、連絡済みです」
 上司「じゃあ例の件は?」
 部下「例の件は、処理してあります」
 上司「そうか、ありがとう」

こんな会話が、ある会社で交わされているそうです。

これは上司が凄いというより、

部下が偉いですね。

もちろん、私たちは言葉を持っているわけですから、

言葉の省エネは、誤解を生むこともあるので、

注意しなくてはいけません。

ただ、島国というアウトサイダーとして

生きた続けた歴史を背負ったが故に身についた

日本人の他者を「忖度する力」は、

やっぱり大切にしたいと思います。


『KY』(空気が読めない)


という言葉が流行しているそうですが、

「忖度」とは、「KY」の逆の力ですから、

『ST』(SonTaku)

という言葉が流行して欲しいものです。


あなたの「ST」を大切に!

08.5/22(木)のお仕事、

今日も一日、がんばって下さい。


by EARTHSHIP COUNSULTING


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