モラハラは被害者の自覚がない場合が多いといわれていますが、それは果たして本当なのでしょうか。
結論を先に述べると、これは本当です。
実際、私地球人がモラハラ被害に気づいたのは中学3年生の時でした。
きっかけとしては、ある日の夜に、テストの結果が非常に悪かったために、父親に1時間以上説教された事がありました。
さすがにテストで悪い点をとった自分も悪いと思いましたが、父親に謝らないと、今後一切口を聞いてくれない可能性が高いと思い、インターネットを使って、親への謝り方を調べようとしたんです。
すると、検索結果に「児童虐待」や「毒親」などといった言葉がずらりと並んでおり、当時の自分はとても驚きました。
両親や祖母などの身内からも「あれだけ優しい父親はいない」といったような言葉を小さい頃から散々言われていましたから。
確かに、祖母にはとても優しく、「とても親孝行な人だな」と思っていましたし、自分の周辺にとても厳しい親がそれなりにいましたから、「あれだけ優しい父親はいない」という言葉に妙に納得してしまっていたのだと思います。
結局、自分はモラハラの被害者だったという事を、その時に初めて知ることになりました。
モラハラの加害者は、周囲の人間を利用するなどの巧妙な手口で被害者を洗脳し、自分の都合がいいように操ります。
被害者も洗脳されていますから、中々モラハラ被害に気づくことができません。
そして、モラハラ加害者は外面はとてもいい場合がほとんどですから、周囲の人がモラハラに気づいてあげられる事も少ないと思います。
それでも「なにかおかしいな」と思ったら、モラハラ加害者に近しい人へ相談するなどの行動を起こしましょう。
被害者が気づかないうちに精神的に病んで、自殺してしまうなどといった事は十分にあり得ますから。