あの日②

 

 こんにちは、本日も閲覧ありがとうございます。

 間が空いてしまいましたが…。

 

 あの日①に続く,あの日②をお送りします。

 

 

 その後,週明けを待って病院へ行くことに。

 

 その間,夫もネットで症状を調べたりしていた様で,日曜日の夕方,

 

 「 俺,癌かもしれない 」

 

 と,わたしに言い放ったのでした。

 “時が止まった様”とはまさにこのこと。

 

 そのことばの鋭さに,時が止まった様に感じたのでした。

 

 「まだ病院にも行ってもないし、わからないよ。」

 

 そう返答しながらも,突然,漠然と,莫大な不安の海に呑まれました。

 

 「まずは明日ちゃんと病院で診てもらおう?」

 

 そう言いながら、頭の中は 不安 でいっぱい。」

 

 

 明くる月曜,夫はお腹の調子も悪く,地元の医療センターで喀血と腹痛について

 診察を受けました。

 

 仕事に行っていたわたしに電話をくれた夫。

 どうだったと尋ねると,

 

 「ウイルス性腸炎だった」と。

 

 あまりもライトな回答でした。

 ひと安心も束の間。腸炎で喀血?いやいや,絶対おかしいって。

 

 少しの間を置いて,

 「〇〇病院でもう一回診察してもらって。」

 夫にそう伝えました。

 

 〇〇病院はわたしがいつも利用している病院です。地元から車で40分。

 何故咄嗟にそんなことを言ったのかよくわかりませんが,地元の病院程度では

 何か見落としているかもしれない、そんな不安を抱いたのです。

 

 夫は疲れたから今から行くのは面倒だと言っていたのですが、

 

 いいから行け!

 

 とキツく言った記憶があります。

 

 

 程なく,私も仕事から帰宅し,夫に診断結果を尋ねると

 

 「気管に何かがあって,恐らく悪性の腫瘍かもしれない。明日もう一度来るよう

  言われた」

 

 「癌だとおもう」

 

 なんかの間違い?癌?風邪も引かないようなこの人が?

 

 お互い多くを語らず,翌日わたしは有休を取り夫と病院へ向かいました。

 

 

 

 現実は厳しく。間違いでもなく。

 

 

 すぐに大きな病院へ行くよう,強く勧められ,翌日には紹介状を持って県病へ

 向かったのでした。

 

 

 その③へ続く。