沖縄にはサバニという船がある。
サバニとは、沖縄で漁業に使用される伝統的な小船のこと。
昔、海人(漁師)たちはサバニに乗って、遠く南西諸島の島々まで何日間もかけて漁にでていた。
そのサバニは見事なものだ。
波に負けぬよう、シャープなつくり、
水が入りにくい構造、
長時間漕いでも、疲れにくいエーク(漕ぐ為の道具)など
海と生きるために生まれた知恵と技がつまっている。
しかし、エンジン式のハイテクな船が主流となり、
海人たちがサバニで漁をすることはなくなってきた。
また、海の知識と技をもった海人も減ったきた。
今まさに、琉球と日本の海洋文化が消えようとしている。
しかし、私たちは、
この素晴らしい文化を途絶えさせてはならない理由がある。
サバニを継承することで、私たちにとっても影響してくる。
海人がサバニで漁をする 地域文化の継承
↓
程よく魚をとり自然が守られる 自然環境の維持
↓
安定して海で仕事ができる 安定型雇用創出
↓
地域の人々が豊かに暮らせる 平和社会の実現
私たち一人ひとりが、真剣に考え
文化継承に取り組みたい。
そして今回、サバニを守りたい・継承したいという想いより
20年ぶりにサバニの製作が行われ、
その進水式が昨日ありました。
さぁ、次はいつサバニを漕ごうかな?
●アーストリップ ガイドブログ
「上原新太郎丸 進水式」
●サバニ体験ツアーも企画・実施!
沖縄民間観光案内所「アーストリップ」
詳しくはお問い合わせください。
http://www.earthtrip.jp/index.html
▲earthink旅キャラバンでのひとこま・サバニ体験





