かんちっちの検査結果は数日後という事だったのだけど、
その日の夕方に結果が出たらしく、熊男に電話がかかってきたようだった。
検査の結果では石でも結晶でもないのだから、
引っ越しによるストレスが原因かもしないとの事だった。
実は引っ越し後、猫達の関係に変化があった。
ぱ-にゃがお蕎麦コンビを威嚇するようになったんだ。
前の家でも仲良しではなく、ぱ-は他の猫から距離を取りたがっていたけど、
引っ越してからはテリトリ-争いなのか以前より仲が悪くなったんだ。
その事も先生に話していたので、それも考慮しての診断だったのだと思うけど‥、
この件に関しては、私の見る限り、ストレスを感じてるのはぱ-にゃの方で、
ストレスを与えてるのがグレイコンビって見解だったんだよね。
捕獲された時もケ-ジ生活の時も家猫修行昇格した時もあっけらかんとマイペ-スだったかんちっちだけに、
私はなんとなく大丈夫だと過信し過ぎていたのかも。
ただ、先生が出してくれた薬に私は大いに不安を覚えた
ガバ、と名前が付く薬に私はとても拒否反応がある。
私が手を痛めた時に飲んでいた神経系の薬、プレガバリンを思い出したからだ。
猫と人間では違うだろうけども、あの時の強烈な副作用での苦しみが脳裏をよぎった。
プレガバリン、サインバルタ、トラマド-ル、あの頃の私は神経系の薬を飲み続けていて、
特にプレガバリンによる副作用はとても強く左下肢に薬疹まで出たので服用を中止したんだよね。
調べてみると‥、
日本ではてんかんの猫や暴れて病院に連れていけない猫をおとなしくさせる為に服用させるらしかった。
かんちっちはてんかんでも暴れる猫でもないのに、
そんな猫に投与する薬を上げて大丈夫なのだろうか?という疑問が頭に渦巻いた。
ひとつだけ、爪切りを嫌がる猫に1ヶ月に一度程度の服用ならという記事を見つけ、
先生もとても安心な薬だと言っていたので、
その日の夜に試しに投与してみた。
かんちっちは即座にその薬を泡状に何度も吐き出した
服用後、ほとんどを吐き出したのに、かんちっちはとてもおとなしくなった。
これがストレス緩和なのかもしれないけれど、私にはこの薬の服用が合っているのか解らなくなった。
この薬を1日3回も与えるのはとても不安になり、
考える人が発動になり、他の可能性を探るようになった。
そもそも、ストレスが原因ならこの薬を1週間与えたところでストレスが除去されない限りは意味ないんじゃないかと思ったし、
先生の言った膀胱炎じゃないけど、膀胱が腫れているのかもと言う意味が良く解らなかった。
膀胱炎じゃないから先生は抗生物質はいらないと言い、
私もむやみに抗生物質をあげるのは賛成じゃないからそこは同意したのだけども‥、
色々調べた結果、この薬を使いたくない事を伝えることを決め、
他の疑問も先生にぶつける事にした。
かんちっちの腎臓は心配しなくていいのか?血液検査はやるべきなのか?
血縁である宗介が膀胱炎を発症した事もあるので、
宗介も膀胱が弱いのかもしれないし、
それならばストレス緩和のミルク成分が入ったヒルズの尿路ケアの療養食をあげたらどうか?
などの質問や提案を熊男に聞いてもらうことにして紙に書いておいた。
(これがその後、私と熊男の大喧嘩に発展する事になるww)
一方、猫専門の大きい病院で血液検査を受けたぱ-にゃについても動きがあり‥、
とりあえずはその治療の見積もりを出してもらう事にしたのよ。
というのも、前回の検査の料金もえげつなかったから。
前回のぱ-にゃさんの検査料金
ここにかんちっちの診察代、450ドル加算。
実は1月は私も中耳炎にかかり、その診察代180ドル。
年明け早々、散々な風向き、しかもその風はここからもっと強風になっていくよww
涙がお金に変わればいいのに、と枕を涙で濡らした日々だったし、
実は支払いについての地獄は今もまだ終わってないのでござる、あはは、笑っちゃう。