去年の秋頃のある日、
猫トイレの壁に血のようなシミを発見
それからも毎回ではないけれど、時々猫のトイレに似たようなシミを見つけるようになった。
宗介は我が家に来てから数ヶ月後に膀胱炎を発症した事があり、
その時は本当に大変だった。
病院に連れていけない宗介に対して、私達は私達にできるベストを提供するという選択肢で生活している。
何度か宗介を病院に連れて行こうと捕獲を試みたけど、
その度に宗介は怯え、パニックになり、私の心がポキポキ折れた。
幸い、この時は保護猫団体から薬やアドバイスをもらっていたし、
石や結晶ではなかったようで宗介の膀胱炎は無事に治ったと思っていたのよ。
前回の宗介は明らかにトイレに何度も行きたがり、何も出ないという症状があったけれど、
今回はどの猫も見た目には元気に見えて、誰が血尿を出しているのか全く解らなかった。
それでも、私達の中ではおそらく宗介なんだろう、となんとなく結論付けて様子を見守る事にしたんだ。
そんなある日、今度はぱ-にゃの咳が続くようになった
ぱ-にゃの咳については、獣医師に何度も何度も動画を見せて相談していて、
その度に大したことないと思うと言われていたのだけど、
今年の定期健診でレントゲンを撮った時、
肺の辺りにもやっとしたものが見えると言われたの。
その半年前のレントゲンではそんな感じは見られなかったので、
大きな病気ではないだろうと言われたけれど、
ぱ-にゃはそこから投薬が開始になった。
錠剤嫌いのぱ-にゃに薬を飲ませるのはかなり大変で、
口に入れれば吐き出すし、すり潰してウェットやちゅ-るに混ぜても全然食べない。
なんとか私が頑張って食べさせて、ぱ-の投薬期間は完了したけれど、
その努力の割には全く変化は見られなかった。
そして、今年に入り、咳が続くようになり、
頻繁ではないけれど、ゼ-ゼ-するようになったので、熊男がクリニックに電話したのよ。
そして、1月8日、ぱ-にゃはいつもとは違う系列の猫専門のクリニックに行く事になった。
血液検査とレントゲンで結果を待つ事になったのだけど、
数日後の診断では喘息ではなく、気道が生まれつき狭いのかもしれないと言われ、
それなら薬で気道を広げられるかもしれないとの事だった。
そして、この辺から私のジレンマが生まれる。
というのも、言葉の関係で病院と話すのは猫の知識が私よりもあまりない熊男だったから。
結果は熊男に電話でかかってくるので、
私はいつも熊男の説明を後から聞くことになるのだけど、
これが日本なら当然、結果を聞くのは私だろうと思う。
自分ならば、瞬時に質問や思った事を伝えられるだろうに、それができないジレンマ‥。
それでも‥、
今の私の英語力では自分の言いたい事はあらかじめ考えれば伝えられると思うけど、
高度な治療方針や結果については説明されても理解できるとは思えない。
よしんば聞いたとしても自分の聞き取りに100パ-の自信もないし。
後でそんな事言ってません、とか言われたら、反論もできないと思う。
これは自分が病院に行った時もあって、私はこう聞いた!って言い張ったけれど、
病院の人は誰も私の事を信じてくれなかった‥、熊男でさえも‥。
これが母国語ではないジレンマ。英語ができない方のいう事は信じてもらえない。
私の方が正しい可能性もあるのに思い込みで私が聞き取れていないと思われたあの時の悔しさったら!
猫の事は自分が話し、理解した上で治療にあたりたいという私の考えは変わる事もなく、
これがこの後の問題にも繋がる‥。
そんな思いを抱えて過ごした1月、
今度は血尿がどの猫なのか判明する事に。
猫になにかあると私はいつもパニックになり、オロオロし、
自分でも制御不能なほどに情緒不安定に陥るのだけど、
今回も盛大にその症状が出てしまったよ。
なんて言っても、2匹同時進行で問題勃発だからね。パニック倍増ww
今も問題は続いているけれど、書いておかないと色々諸々忘れるお年頃なので、
きちんと書いておこうと思う