七夕。 | アース&ムーンの特別養子縁組で子育て中

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長い不妊治療の末にBabyぽけっとさんから特別養子縁組で
生後2週間の可愛い女の子とのご縁を頂いた
天文好きなサラリーマン家族の話

昨日は七夕でしたね。

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我が家もささやかながら短冊に願い事を書いてお祈りしました。

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今の願いはソーラーちゃんの健やかな成長以外考えられません。

ちょっと肌あれが心配なソーラーちゃんはお肌が綺麗になるようにも
お願いしておきました。

ソーラーちゃん七夕だよ~。

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「エヘヘ~

とりあえずご機嫌でした。

七夕と言うのは織姫と彦星が1年に1度会えると言う話ですが、
こんな梅雨の時期ではなかなか会えないですよね。

でも本当は現在の暦ではなくて、旧暦でお祝いしていたので
実際には8月中旬でとっくに梅雨が終わっている頃なんです。

ちなみに今年の旧暦の七夕は8月20日です。
国立天文台では旧暦の七夕を「伝統的七夕」と言って
本来のお祝い日に祝いませんか?と広報しています。

旧暦での7月7日はちょうど半月の日になります。(上弦の月)
この半月が、東の空からお椀の形で昇って来るので
それを船に見立てて、織姫・彦星が月の船に乗って天の川を渡り
1年に1回のデートを楽しむのだそうです。

昨晩は全国的に雨や曇りで星空は見えなかったと思いますので
こちらをどうぞ。

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夫が去年、栃木県日光市の戦場ヶ原で撮って来た
夏の大三角形と天の川です。

右上の明るい星が織姫星のこと座のベガ。
下の明るい星が彦星のわし座のアルタイル。
二人を見守る様に天の川を渡る左上の明るい星は
はくちょう座のデネブです。
この3つの明るい星を結んで夏の大三角形といいます。

元々七夕は奈良時代に中国から日本に伝わって
高貴な方々のみのイベントだったそうです。
はた織りが得意だった織姫にちなんで
織物やお裁縫が上手になりますようにと
朝露で溶いた墨で短冊に願い事を書き、
桶に張った水ごしに星を見る風習だったそうです。

一般庶民に広まったのは江戸時代に入って
寺子屋で始めたのがきっかけだったそうですが
織物やお裁縫が上手になりますようにというものから
何か物事が上達するようにと墨で書いて願うのが本来の趣旨だそうです。

ちなみに七夕(たなばた)の文字は
「七月七日の夕べ」から来ていて、
はた織りの上達を願う事から「ばた」=「はた織り」となっているそうです。

全部国立天文台の先生に聞いたお話でした。

そんなうんちく言ってたらソーラーちゃんが
お布団に入る前にマジ寝してしまいました。

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ゴメンゴメン、話長かったね。

新暦の七夕でも、旧暦の七夕でも
子を想う親の気持ちは常に同じ。
8月20日ももう一回お願いごとしようと思います。

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