●土壁、無垢の木
昔はどの家も壁に土が入っていた。
ゴーカな照明やキッチン、ユニットバスなど目に見える物だけお金を使い
壁の中はカラッポ。主流の断熱材も非常に神経を使って施工する必要が
あるのに、新人作業員の雑な仕事になっていることが多い。
結露で壁がカビるのはこの理由が多い。しかし壁の中がどうなっている
のかは生活していたら分からない。カビがはえ木が腐り知らないうちに、
家や人の寿命を縮めている。土壁も高額なわけでわないし、安心感や
メリットが非常に多い。湿度調整をし木材を守り家を建て替える時は又
自然に帰るからゴミがでない。家つくりは知らないうちに環境破壊をしたり
環境保護をすることにもなる。左官には大きな影響力がある。
壁を塗ることも、自分で塗る楽しさや、大きな愛着やコスト削減にもなる。
又、プロが塗る美しい壁も非常に魅力がある。失われていく手法も多くあり
工場製品の床のタイルや壁のサイディングなんかでなく左官には多くの可能性
がある。テーマパークで本物と思っている石や木やレンガも実は左官屋が
モルタルをいろいろなコテで削り造形している。土蔵の扉や鏝絵に
石膏装飾飾りなどなどとてもバリエーション豊富で職人も楽しい人が多い。
一度壁を塗って素材に触れてみればその楽しさにやみつきになります。
ベテランの職人も何十年毎日壁を塗っていてもイキイキ若者のように。
職人の技術に触れることができるということは、カウンター席で料理人の
手さばきに料理の期待が膨らむようである。
大工の洗練された木組も非常にみどころいっぱいある。
柱や天井も屋根の構造をそのまま仕上げとし各部材が支えあっている
隠し事の無い家にしたり、床材なども無垢材をオイル仕上げにせずそのまま
木の香りやぬくもりに守られている自然なつくりにするのもいい。
予算に合わせて無垢材も選べばよく、高額にはなりません。
岐阜県羽島市の設計事務所
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