丁度、1週間前悪夢が日本を襲った。
その後、テレビや新聞などでその地震と津波が襲った東日本の海岸線は
壊滅的な悲惨さを映し出していた。
日本の歴史上、天災ではかってないほどの大災害である。
また、日本人が享受してきた原子力発電の安心安全(誰かが方言してい
た)の神話?は日本に原爆投下された日以来の、放射能汚染を身近に
感じさせている。
地震・津波で、家族を失い、家をもなくし避難所に一時避難されている。
福島県の原子力発電所の放射能が心配で避難が始まっている。
この被災者の皆さんの支援には、行政だけでは難しく、また個人だけ
でも対応は限度がある。
私は住んでいる船橋市に「東北関東大震災の支援活動や避難場所」
を電話で聞いてみました。
対応してくれた女性の防災担当者は、「県の支持があれば動く」様な
事を話した。私は今度県に電話で聞いてみた。
担当者は「問い合わせがあった人だけ対応している」「県内の泊まれ
る公共施設を提供している」という。感じたことは、積極的に動いてい
ないということ。
森田健作県知事も、千葉県の被災地である旭市が計画停電で停電
になったことに、東電にかみついたことはメディアを通して知っていた
が、積極的に『千葉県は被災者を県民あげて支援します。』ということ
は宣言していない。
私は、県庁内でそういう『支援の和の動きを起こしてほしい』と言って
電話を切った。
私は再び、船橋市に電話した。今度は義援金・支援金の部署に回され
若い担当者が応対に出た。
私は同じ千葉県の柏市が、被災者を受け入れているのを報道で知っ
ていたから、若い担当者に、『船橋市民として負けずに支援活動やっ
てほしい。役所内でそういう運動を盛り上げ広げてほしい』と言った。
『義援金・支援金を集めています。』などは自治体ならどこでも汗水
流さずにできる簡単なことだ。
こういうことは、自治体のトップがトップダウン方式でやらないと難し
い問題かもしれない。
船橋市の市長は藤代市長であるが、実際の現状をご存じのことと思うが、
対岸の火で他人事のようにながめているだけだろうか?
そんなことでは、あまりにも情けない。被災者の気持ちを思うと、そんな
ことできないと思うのだが…。
被災者の皆さんは、悲嘆に暮れていることでしょうが、是非自治体に
遠慮なく問い合わせてほしいと思います。
我が家は狭くて決して裕福でないが、一家族ぐらいなら被災者を受け
入れてもいいと考えています。劣悪な避難所よりはマシでしょう。
この日本の危機を救うには、行政と個人、日本人が一致団結して国難
を乗り切らなければならない。
私と同じような考えの人たちが増えて、被災者の皆さんに温かい食事や
お風呂やトイレなどを使用してもらうことができれば、きっと被災者の皆
さんの悲しい心も少しは癒されるのではないだろうか。
しかし、この惨状からの脱出は短期的に回復する訳でもない。被災者の
皆さんも私たちも長期戦の覚悟と構えが必要だ。
日本人が、今試されている。私自身も試されることになる。