2007年5月9日、大阪で起きた驚愕のペッパーランチ事件。
従業員が女性客を拉致し、強姦した。だが、真相は複雑を極めていた。
ペッパーランチ事件とは、2007年5月9日にステーキ専門の飲食店チェーン「ペッパーランチ心斎橋店」で起きた事件である。ペッパーランチ心斎橋店店長と従業員が共謀し、深夜に来店した女性を拉致強姦し監禁した。
被害者の女性が自力で脱出し、助けを求めたことから発覚した。
これは日本では珍しい極めてワイルドな事件だが、真相は闇が深いと言われる。
ペッパーランチ事件の犯人は、ペッパーランチ心斎橋店に深夜一人で来店した女性をスタンガンで脅迫し、無理やり意識が混濁するほどの量の睡眠薬を飲ませた上、その後車で泉佐野市の貸しガレージに拉致したのだ。犯人は女性を強姦し、現金5万5千円を奪う。
また犯人は、その後も被害者女性を強姦し、全裸で手足を縛った状態でガレージに監禁したという。
監禁する際には女性の携帯電話をチェックし、GPSなどで居場所が発覚するのを恐れ、女性の携帯電話を破壊した。
女性は、その後午前9時頃、犯人がいなくなった隙に監禁されていたガレージから全裸のまま自力で脱出し、近くにいた人に助けを求めたことから事件が発覚したのだ。
事件がメディアに報道されたのは、何故か、一週間後の5月16日であった。ペッパーフードサービスは、その一週間の間にペッパーランチ心斎橋店を閉店させている。また、ペッパーランチ事件が報道された翌日17日にはペッパーフードサービスの株価は暴落した。
ペッパーランチ事件には不可解な点が多々残されており、黒幕説や闇の組織との関連も噂されている。
しかし謎は解明されないまま捜査は打ち切りとなっている。犯人の北山大輔と三宅正信は、刑期を終えて既に出所しているようだ。
犯人の供述によると、救出された女性を彼らは殺すつもりだったという。
事件には闇の組織が関わっており、人身売買や臓器売買を行っていたという噂も流れている。
人身売買が行われていたと考えると、店舗の冷蔵庫に入っていた遺体肉片の謎や行方不明者の謎の説明が付く。
警察当局は、完全な報道規制を行っている。それは取りも直さず、この事件が監禁・強姦殺害といったプライバシーの独り歩きが心配される以上に、臓器売買という社会の表に出せないと事案だと判断されたのだろう。
また犯人たちは半島出身だとも噂されていた。闇が深すぎる事件ではある。