朝勉強応援コーチ ひろ です。

 

先日、コンサルタントの方からのお話を聞く機会がありました。

 

 

正直、コーチングを本格的に学ぶ前はコンサルティングとの違いが曖昧だった部分がありました。

 

以下、ICFコア・コンピテンシーでも一番初めに特記されているように、世の中的にも紛らわしいということなんだと思います。

 

 

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A. 基盤を整える SETTING THE FOUNDATION

 

1.倫理指針とプロフェッショナルとしての基準を満たしている
Meeting Ethical Guidelines and Professional Standards

 

3. コーチング、コンサルティング、心理療法、その他支援の専門家の、職業としての違いを明解に伝えている
Clearly communicates the distinctions between coaching, consulting, psychotherapy and other support professions,

 

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友人(外国人を含む)と話していも、ビジネスコーチはコンサルの一種だと思っている場合が結構あります。

 

 

しかし、両者は明確に違います。

 

 

コンサルタントは、クライアントの抱える問題に対して解決案(知識・情報・ノウハウ等)を提案する専門家です。つまり、答えをクライアントでなくコンサルタントが考え、提供します。

 

一方、コーチは効果的な質問等によって、クライアント自らが考え、気づきを引き出すお手伝いをします。

 

 

もちろんこのことはコーチングスクールで習いますし、セッション練習の初期のころは(コーチングでなく)「コンサルよりになっている」、

 

「答えをひろさんが考えちゃっているよね」と先輩コーチや講師からよく指摘されたものです。。。

 

その後、研鑽を重ね克服しましたが。

 

 

今回、コンサルタントの方を身近に見ることができたので、今までよりもより実感を込めて両者の違いについて説明できると思います。

 

また、コーチングを希望されるクライアントさんの中には、コンサルティングを受けたほうがより効果的と思われる場合もあります。

 

(ICFコア・コンピテンシーの次の項目でも謳われていますね)

 

 

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4. どのような支援情報が利用可能で、どのようなときに必要であるかの知識があり、クライアントが必要なときに他の専門家を紹介している
Refers client to another support professional as needed, knowing when this is needed and the available resources.

 

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日ごろから色々な職種の方と交流して、ネットワークを広げておくことの大切さを改めて感じました。