10年近く通った某大学病院を主治医が辞めたので、
主治医が新しく勤め始めた南新宿の病院へ転院しました。
ここは南新宿と言う名の渋谷区代々木。
チャイナ多し。
そして5月だというのにこの暑さ。。。
転院で注意すべき案件、それは『採血』。
そのこじんまりとした病院の採血室を訪ねると、
一人の老人がさも楽しそうに看護士と雑談をしていた。
「ああ、ごめん。患者さんだね?」
「老人は向こうへ行くとするよ」
老人が去ったあとの椅子に座る私。
奥から現れたのは齢70代であろうかと思われる魔女ナースだった。
私は一瞬、孤島の診療所にいるような感覚を覚えた。
「血管が細いので、右腕のここでしか上手く採血できません」
私は右腕の内側を見せ、左手で指示する。
すると魔女は怪訝な表情を見せた。
「ものは試しだから、全部見せてくれる?」
内心不安ながらも、もちろんです、と快諾する私。
すると横壁から主治医が笑顔を覗かせ、「大丈夫、この看護士さん上手いから」。
主治医は信頼しているが、私の直感が言っている
この魔女、何か嫌な予感がすると……!!
魔女は私の左腕を見ながら、「ここに血管あるじゃない。ここなら採れるわよ!」
とやや得意げに話しかけてきた。
あるけどね…血が採れるとは限らないんだよ
しかしそんな私の不安とは裏腹に、彼女の目に迷いはなかった。
持った針を、私の左腕の血管目がけて勢いよく振り下ろす!
魔女 プスッ(1回目)
想像どおり血がでない
魔女 プスッ(2回目)
「あらー血が出てこないわねー」
だから出ないんですよ。そういう人間いるんですよ。。。
魔女 プスッ(3回目)
「曲がってるのかしら~」
と針を刺し直し血管内で動かす。かなり痛いぞ、これ!
魔女 プスッ(4回目)
「血がでないって思わないで!」
思ってないし早く終わってほしいし何この拷問。。。(`;ω;´)
魔女 プスッ(5回目)
限界です右腕から採血してください (´;ω;`)ブワッ
結局、採血は右腕のいつもの場所から採りました。
これから先、通院するたびにこの魔女に会えるのかと思うと、
ふふ、面白いことになりそうです。。。
