フィアット 500 1.4。何か焦げた臭いがするとの事での入庫。
確認してみると、オイルが焦げたような臭いがする。エンジンルームを点検すると、カムハウジングより漏れたオイルがエキゾーストマニフォールドに付着していた。
ガスケット交換する。カムハウジングを取外すために、タイミングベルトやインテークマニフォールドを取外す。
このファイア16バルブエンジンのシリンダヘッドは2階建て構造になっていて、1階が燃焼室やバルブ、2階がカムシャフトやバルブリフタが収まっている。
2階のカムシャフトハウジング。バルブリフタが落ちてこないように、脱着にはSST が必要になる。
ガスケットを交換。
ついでにタイミングベルトとウォータポンプも交換する。
残り全てを組付け。症状が解消されたことを確認して、修理完了です。