夏の甲子園、西東京予選、決勝戦
稲城実業 VS 青道 の試合について書きます!
🚨ネタバレです!まだ見てない人、こーゆーの無理っ!て人はこの時点で回れ右してください。
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準々決勝では市大三高に勝った薬師高校と対戦。
怪物ルーキー、轟雷市にエース真田俊平に圧倒されるも
なんとか点を取り勝利。
準決勝は西東京の強豪3校に並ぶ強さの仙泉学園と対戦。
エース、大巨人こと真木洋介に苦戦を強いられるが
気持ちで押し切ったと同時に、沢村のクロスファイアーで真木を三振にとり流れを掴んだ青道は、超強力打線で相手をねじ伏せ勝利。
決勝戦では永遠のライバル、昨年は準決勝で1点差で負けた稲城実業との試合。
昨年の先輩たちのカリを返すために、全員で挑んだ決勝。
一回表、青道は成宮鳴の立ち上がりをとらえ、まず1点、先制点をあげる。その後何人か塁に出るも3アウトチェンジ。最初の回は1点止まり。
一回裏、青道の投手は1年生の剛腕投手、降谷暁。
三者連続三振で一点も許さず2回へ。
二回表、成宮は降谷に負けず劣らず強気の投球。
降谷にヒットを打たれるもアウトできっちり抑え一点も許さず攻守交代。
二回裏、青道はまたも降谷が四者連続三振。5番の成宮にうたれるも、バックの助けもありなんとかアウトに。
6番もきっちり三振に取り三者凡退。
三回も両チーム、点が入らず、両チームの投手に苦戦。
試合が動いたのは四回裏。
稲実の、攻撃は打順戻ってカルロスから。
カルロスの一塁打に続くと思わせての二連続アウト。
ツーアウト、バッター二塁。打席に立つのは
4番、雅さん。ここで雅さんのヒット、カルロスはホームに戻る。
同点のまま試合は続く。
五回表、青道は流れに乗り始めた成宮に苦戦し無得点。
五回裏、投手は降谷に変わり、エース丹波。降谷はそのままレフトの守備に。ここでも丹波さんが無得点に抑え同点のまま六回表。
六回表、青道は成宮から一点もとることが出来ず守備へ。
六回裏、稲実の超強力打線に手こずるも0点に抑える。
七回、両チーム点を取れず八回へ。
八回表、青道の超強力打線が爆発。いっきに3点をとり2点差ビハインドで八回裏。
八回裏、丹波の途中退場で投手交代。ここで沢村の登板。しかし前回の勢いが残った青道はまたも稲実打線を0点に。
九回表、前の回に3点取られたことで闘士が再燃、青道打線を0点に抑える。
九回裏、ここで青道が抑えきれたら優勝というところで
九番バッターを三振にとる。
続いて1番のカルロスにヒットを打たれるもバックの助けもあり、アウトに。
あと一つ、アウトを取れば試合は終わりというところで
2番は白川。
思い切りインコースに投げた球は…
白川の頭を直撃。気力で立ち上がるも代走を出すことに。
そしてその代走は超俊足、カルロスだった。
このショックで沢村のコントロールはガタガタで続く3番バッターをフォアボールで塁に出す。
この事もあり、ここで投手交代。
沢村に変わって川上。
そして4番はキャプテンの雅さん。雅さんに一塁打。
カウント二死満塁。
バッターは稲実エースの5番 成宮鳴。
逆転サヨナラか、青道の優勝か、勝負の打者。
しかし、川上の球は甘く入りド真ん中のストレートに。
それを逃すことなくきっちり捕らえた成宮は思い切りバットを振り抜く。
打球は右中間へ。一生懸命ボールを取りに行く降谷と純さん。
「やめろ、やめろ、やめろ、やめろ、やめろ、やめろ、やめてくれぇーーー!!」
その思いも虚しくボールは落ちる。
そしてランナーは全員ホームイン。
成宮の1打で稲実の逆転サヨナラ。
試合が決まった瞬間泣き崩れる3年の先輩たち。
ベンチの選手もレギュラーも、スタンドだった人たちだって大号泣。
青道メンバー以外にも二塁の手前で泣き崩れる姿が。
成宮が、泣きながら「俺、今まで大口たたいてきたからちゃんと勝ててよかった…」
整列のときもみんながみんな泣いていた。
まともに立っていたのは御幸と哲さん。
それでも泣くのを我慢していた。キャプテンとして。
青道の女子マネは稲実キャプテン雅さんに千羽鶴を渡す。
「これはこれまでのみんなの思いがぎっしり詰まってます。甲子園、勝ってください。」
泣きたい気持ちと悔しい気持ちを混じらせながらも
応援のエールを送るたかこ先輩。
その後、早足で青道のバスへ向かう。
青道のバスは静かだった。
3年の先輩たちはみんな泣いていた。
2年、1年は泣いちゃいけないとわかっていても
みんな泣いた。
青心寮について夕ご飯の時も朝ごはんのときも皆の顔を見たらみんなが泣いた。
そして2日間のオフ。
3年の先輩たちはみんな実家へ戻った。
1、2年も実家に帰ってよかったが、皆残った。
残ったメンバーはみんな一軍を目指して自主練していた。
その中には春市もいた。亮さんは帰ったけど一緒に帰ってもなんと声をかければいいかわからなかったらしい。
そして新チーム始動の時。
新キャプテン、御幸一也、副キャプテン、前園、倉持による御幸世代の幕開けだった。
みんなあの日の敗戦を忘れず、新体制の練習に励んだ。