大学職員である私にとって、37年ぶりの医学部設置認可が東北薬科大学におりたのは予定通りではあったが、衝撃的であった。医学部の定員増加が毎年続いている中での新設認可は、やはり大震災の影響であるだろう。今後、特区で新設医学部増設を認める方向に進めようとする方向がある一方で、医学部はこれ以上の新設は認めないとの動きがある。綱引きの様相が今後は想定できるが、今回の認可ですら医師会や医学部設置大学からの猛烈な逆風をなんとか乗り越えての結果であることを勘案すると、容易に新設を認める方向には向かわないことが予想される。いずれにしても今回認可された東北薬科大学は、大きな期待のもとで医学部がスタートすることは間違いないと思われる。久々の医学部認可で審議会は、注文事項を多くつけたことは、文科省のホームページから明らかであり、期待の大きさの一方で医学部を本来の設置目的に一致するようにしたい意図が見える。
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