佐賀県警の20代の男性巡査長が成人向け雑誌などを河川敷に不法投棄したとして、廃棄物処理法違反罪で書類送検され、罰金10万円の略式命令を受けていたことが20日、分かった。県警は昨年11月2日付で巡査長を本部長訓戒としたが、公表していなかった。

 県警監察課によると、巡査長は昨年5月30日ごろ、成人向け雑誌16冊を菓子の空き箱などのごみと一緒に紙袋などに入れ、佐賀市内の河川敷に不法投棄。6月9日、清掃活動をしていた住民が発見し、佐賀署に届け出たという。ごみの中にあった請求書のあて名などから巡査長と特定した。

 巡査長は同年11月4日付で佐賀地検に書類送検され、同日、略式命令を受け罰金を即日納付した。不法投棄は勤務時間外だったという。巡査長は「(成人向け雑誌は)ごみに出そうと思って自家用車に積んでいた。河川敷にごみが捨ててあったので捨ててしまった」と話している。

 監察課は非公表の理由を「私的な行為の場合は停職処分以上で発表している」と説明した上で「誠に遺憾。指導を徹底していきたい」とした。

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佐賀県警 成人向け雑誌 不法投棄 を調べる

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 骨や筋肉のもとになる「間葉系幹細胞」を培養・移植して歯茎を再生させることに、広島大学の研究チームが成功し、広島市で開催中の日本再生医療学会で18日発表した。
 広島大の栗原英見教授と、同大発祥のベンチャー企業である「ツーセル」(広島市)が30歳から65歳までの軽症の歯周病患者11人に臨床研究を実施。患者から採取した骨髄液から間葉系幹細胞を取り出して血清の中で培養、コラーゲンと混ぜて歯茎の中に注入して移植した。
 この結果、11人のうち通院しなくなった3人を除く8人のうち、6人の歯茎が4ミリから8ミリ程度回復したのを確認したという。
 歯周病患者は国内に約3700万人いるとされ、ツーセルの辻紘一郎社長は「大学病院を中心に実際の治療に活用したい」と実用化を目指すとしている。 

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 ピュリツァー賞特別賞を受賞したり、ノーベル文学賞候補としても話題になっているボブ・ディラン(68)が新作を発表-。といっても曲ではなく、今回は絵本。名曲「フォーエバー・ヤング」を題材にした「はじまりの日」が岩崎書店から刊行された。

 物語は、息子のジェイコブが誕生した際に作った1974年のヒット曲「フォーエバーヤング」の歌詞とともに、ボブ・ディランの半世紀の足跡をたどる。絵はニューヨーク・タイムズなどで活躍するイラストレーター、ポール・ロジャース。日本語訳は、中原中也賞などを受賞している米国人の詩人、アーサー・ビナードが担当した。

 《きみが 手をのばせば しあわせに とどきますように/星空へ のぼる はしごを 見つけますように…》。息子を思う温かで切ない歌詞が胸に響く。一方で、絵はユニークだ。

 ウディ・ガスリーやビートルズ、キング牧師など、さまざまな人物がさりげなく登場する。「ライク・ア・ローリング・ストーン」という歌に出てくるシャムネコのほか、移動レコード屋にブルースのロバート・ジョンソンのレコードが売ってあったり…。ちりばめられた“遊び心”を探し出すのも楽しい。

 岩崎書店の河本祐里さんは「翻訳は難しい作業だった。タイトルをはじめ“意訳”も多いが、新鮮だ、という声が多い。ボブ・ディランのファンから、子供まで幅広く楽しめる一冊では」と話している。(宮田奈津子)

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