出来ない!
は私のSOSだったのだ。
私が幼い頃、
自分は勉強が得意だと思っていた。
いつからだろう。
周りに追いつけないと思う様になったのは。
当時、私は上手く友達が作れなかった。
分からない問題を教えてもらう友達などいなかった。
教師に聞くことすら、申し訳なく、他の子の質問が終わるのを待っては、授業時間の鐘を聞いた。
両親は私に教えるほど学があるわけではなく、また塾にやるほど裕福でもなかった。
わからない、を解決する能力がない私は年齢が上がるに連れて、
標準をキープするだけで精一杯になった。
そして、大学生。
お前は出来ないやつだ、というくせに優しくしてくれる人に出会う。
出来ない、出来ない、出来ない、出来ない。
いつしか、出来ないことを認めてくれる人に安心感を覚えるようになった。
自ら、惨めな出来ない自分をさらし、出来ないことを認めさせる。
本当は出来るようになりたいのに。
甘える代わりに、惨めな自分をさらす。