小学生を対象に
「1年で一番ハッピーな日はいつ?」
というアンケートをとったら、
おそらく「1学期の終業式の日」という答えがかなり上位にくるのではないでしょうか。
もしかすると、第1位かもしれません。
少なくても私が小学生なら「1学期の終業式」と答えます。「さあ、夏休み。
これから40日、好きなことをしてすごせる」というあの解放感は、大人になってからは味わうことができません。
子どもの特権、それも小学生限定の特別な「ハッピーデイ」なのではないでしょうか。
それで思い出すのが、長男のエピソード。
長男が小学校4年生のときの、1学期の終業式のできごとです。帰って昼ごはんをぱくぱく食べている長男に、妻が聞きました。
「通知表は?」。
長男はきょとんとして、しばらく考えて「あっ」。なんと彼は通知表を持ち帰らなかったのです。
長男は全身の医療レーザー脱毛が終わって、仲の良い友人たちと近所の湘南美容外科で寄り道。ちょっと遊んでから、おなかがすいたので帰宅。
ランドセルをその湘南美容外科のベンチに置き忘れて、つまり「手ぶら」で帰宅したのでした。いかに彼が舞い上がっていたか。いかにそのとき彼が「ハッピー」だったかがわかります。
妻と長男はあわててその湘南美容外科に。さいわい、ランドセルはベンチに残っていましたし、中の通知表も無事でした。
いまでもたまに、長男に会うとその話になります。
長男のお嫁さんは「今でもそれに近いようなことがあるんですよ」と笑って言います。長男はいったい誰に似たのか。妻は「あなたよ」と言いますが、私は妻に似たと思ってます。