本当にそれは突然でした。

昔から

うちの子は水遊びが大好きで

暑い日は川で遊ばせたり、水鉄砲で遊ばせたりしていました


今日も同じ様に


川で遊び水鉄砲で遊びました。

川からあがって少し走らせ遊んでいたら...

 

「あれっ?どこみてるの?」

視線が合わない。

 

少し歩かせると今度は

左回りにくるくると旋回。


おかしい!!!



すぐに抱えて家に帰ると

旋回は止まっていました。

でも、右後ろ脚の脱力感が..えっ??どーしたの??


焦りながらも

かかりつけ医に電話すると

「今日は先生が居ないんです」と


なんで今日に限って!!


手当たり次第病院に電話して

何とか診てくれる病院へ。


病院に到着して問診や状態など

色々聞かれ採血。

そして歩き方をみると...

あれっ?

右の前足もなんか力入りづらくなってないか??

と見てて感じた。おかしい。

ただ

救いなのはフラフラしてるけど

歩ける。歩けてはいる。

そこは救いでした。


採血の結果は

「そんなに数値全体は悪くない。

ただ腎臓の数値が少し悪いね。

エコーをして見ましょう。」


何と膵臓に4㎝程の腫瘍が見つかりました

嘘でしょ。


そして先生からは

「膵臓に腫瘍がありますね。

悪いものかは取ってみないとわからない。ただ、この今の症状を引き起こす原因とは考えずらい。

例えばこの腫瘍が悪性で脳に転移していたりすれば、影響はあるでしょうが今は何とも。ただ、腫瘍が破裂すればこれこそ命が危ない。この腫瘍はどこかのタイミングで手術が必要です。あとね、症状として頭に何らかの病気を疑った方がいいと思います。

それもMRIを撮らないと確定は出来ないですが。もし検査して、癌で転移してるとなれば話はまた変わって来ます。

手術で膵臓腫瘍摘出して、その後の抗がん剤も考える事になるでしょうし。良性であればとってしまえばよい。

とにかくきちんと判定は必要でしょうね。

ただね、人と違って動物はねMRI撮る時は全身麻酔かけるんですよ。それがリスクにもなる。

特にこの子の様な鼻ぺちゃさんはね。それに全身麻酔なので頭や身体に方影響が無い訳じゃない。


本来ならね、確定診断をしてからの治療の方が良いは良いですよ。

ただ診断する事へのリスクがあるんです。難しいんですがね。

もし検査希望するのであれば

ここら辺ではMRIの器械がある施設は無いので紹介状書きます。撮らないという選択肢ももちろんあって、脳炎と考えての治療を始めてみるか。ただ、ステロイドを使わない方が良い場合もあるので、それは飼い主さんの判断になります。」


えっ。

頭が真っ白になった。

私のせいなのだろう。

散歩で興奮させてしまったから。

今日散歩させなければ良かった。

この子は死んでしまうの?

まだ、

6年しか生きていない。

まだ楽しい事が沢山待ってるのに

まだ6年しか。

そう思うと涙が止まらなくなってしまった。

先生は

「考えてみてください。結果はいつでもいいですよ。ただ、早い方がいいです。どちらにせよ。」

との事。

「わかりました。考えます。」


すぐ、旦那に電話した。泣いてしまって上手く話せない。

旦那も泣いていた。元気な姿が

浮かんでしまって、可哀想で

辛いと。


話し合った結果、MRIは撮らないで、ステロイドを開始しようと言う事になった。