今回、ロンドン大学について触れていきたい。
 

ロンドン大学とはカレッジ制の連合大学のことであり、日本には無い制度だから馴染みがない。ロンドン大学は17のカレッジ・研究機関が所属し、学生数は国内最大の16万人である。
 

例えば、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)、インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス(LSE)、そして我が東洋アフリカ研究学院(SOAS)がある。
 

ロンドン大学は「人々のための大学」という伝統がある。かつて英国国教会の信徒のみが許されたオックスブリッジの大学入学制度に対抗し、人種、宗教、政治的信条に関わりなく広く門戸が開かれた。世界初の通信教育を開始した場所でもあり、その時に「真に人々のための大学だ。屋根裏で勉強している靴職人にも教育の機会を与えている。」と賞賛された。
 

卒業生には、エリザベス女王、ネルソンマンデラ、ジョン・F・ケネディ、フランクリン・D・ルーズベルト、ウィンストン・チャーチル、アウンサンスーチー、マハトマ・ガンジー、テドロスアドハノム、等の各国のリーダーが60人以上、アルバートアインシュタイン、ノーベル賞受賞者が80人以上輩出されている。日本との関係も深く、伊藤博文、夏目漱石、小泉純一郎、麻生太郎が留学経験を持っている。SOASからは多くの国際機関・政府系機関・NGO関係者を輩出している。