いきなりですが、こちらの写真をご覧ください
ですが、この写真は本当に特別な、大切な1枚となっています。
まず、これは僕の父親が大学3年で22歳(一浪している為)の時にフルローンで買ったクルマです。
名前はLotus Europa Special (ロータスヨーロッパ・スペシャル)
1972年に販売された型です。
販売されてから48年、購入してから33年の月日が流れているこのクルマ、今も尚父親が持ち続けている宝の1つです。
そんな宝が、なぜこんなにホコリを被っているか。
15年前に父親が知り合いのガレージに預けたままにしていたからです。
「本当は乗りたかったけど、乗る時間がなかった」と父親は言っていました。
365日、僕が覚えている限り、休む事なく毎日仕事をしているのが僕の父親です。
思い返せば確かにこのクルマにかけれる時間は無かったと、そう断言できます。
そしてそれが意味するのは、父親が仕事に対して妥協せずに僕や家族、信念や意志、会社で働いてくださる方々等を守るために必死に走り続けていた事に間違いありません。
尊敬します。
僕は初めて見たわけですが、見た瞬間に、このクルマが過ごしてきた「時間」というモノを感じ、圧倒されて鳥肌がたちました。
そして親子でこのクルマに巡り合えたこと。
これは本当に凄い事だと強く思いました。
15年もの間、僕の父親を待ち続けたLotus。
Lotusが息を吹き返し、様々な思い出を載せて、また走り出すその日が待ち遠しくなりました。
まずはやっぱり父親とLotusとのコンビでどこかドライブに行って欲しいです。
5/1、月の始まりという節目に、このクルマが僕の父親の人生を教えてくれました。
更に5/1は伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの命日でもありました。
僕が生まれる前の1994年に亡くなっていますが、今も記憶に残り続けています。彼が出ていたF1のレースのビデオもみていました。
クルマに興味を持ったのは彼がきっかけでもあります。
クルマが繋いでくれた縁が重なった日だったからこそ、僕は人生に対して真っ直ぐ、懸命に向き合おうと改めて強く決心できました。
コロナで良くも悪くも時間が生まれましたが、本当に素晴らしい日になりました。
