算数苦手だった私が数学好きになった理由（１）

算数苦手だった私が数学好きになった理由（２）

算数苦手だった私が数学好きになった理由（３）

算数苦手だった私が数学好きになった理由（４）

算数苦手だった私が数学好きになった理由（５）

算数の底力をつけるヒント（１）

からの続きです。

プロジェクトをすることは力になります。

ただ、プロジェクトといっても、

前回も書いたように、

その子どもにぴったりのものを見つけないと、

企画倒れになってしまいます。

（企画倒れになっても、なんども挑戦するのも大事なことです。）

ひとつ、注意して欲しいこと。

キットなどを買ってきてお手軽に済ませることはやめましょう！

ひとつひとつの材料はどんなものか、

（何が必要か）

材料をどこから手に入れるのか、

どうやったら予算内で材料を手に入れられるか、

予算オーバーだったらどうしたらいいか、

そして、

その材料をどうやって加工していけばいいのか、

どんな大きさで、どういう設計をしたらいいのか、

そんなひとつひとつのプロセスが大事です。

キットを買ってくると、

そんなとっても大事なプロセスが省略されてるんですね。

だからめんどうでも、

ぜんぶ一から作る！！・・・という気持ちで。

与えられたものではなくて、

自分で工夫して仕上げたとき、

それは生きる自信になりますよ。

参考までに、我が息子のプロジェクトを紹介します。

いろいろやってるんですが・・・

乗り物の模型作り、

アート、

木工、

金工、

工作・・・

などなど。

たとえば、

小学校４年くらいに、

ポップアップカードにはまってました。

わたしも好きでいくつか作ってたということもあり。

学校でグロスター市について勉強していたこともあり、

「グロスター大聖堂を作る！」

と。

グロスター大聖堂

いや、グロスター大聖堂って、そんな複雑なものを。

もうちょっと簡単なものにすればいいのに・・・

と、怠け者母は思います。

だって、アドバイスしたりするのはわたしですし。（笑）

面白いし、作るの好きだけど、

そんなことやってる暇は、わたしにはないし。（笑）

まあ、でも、

本人が「やる！！」と決めたので、

その気持ちに沿って、

プロジェクト成功するようにサポートするしかないですね。

そして・・・

グロスター大聖堂の本を探して、

精密な間取り、設計図があるものを見つけました。

そして、

それを参考にして、

紙に収まるような大きさに

建物の幅や高さなどを縮小したサイズを計算します。

柱の太さ、幅、窓なども・・・。

（比とか、まだ習ってないけど、教えてもらわなくても実用できるレベルで考え出せるんです。）

ポップアップカードなので、

ちゃんと立ち上がるように、

奥行きの部分を工夫するのも結構難しいのだけど、

自分で考えました。

すごい綿密な製図をして、

仕上げましたよ。

わたしはアドバイスをしたり、

わからなくなった時に相談にのったり、教えたりするけれど、

基本的に、ぜんぶ息子が自分で考えて、

自分の力でやったことです。

でも・・・、

仕上がりの写真がなくてごめんなさい。

出来上がったものは引越しで捨てちゃったかなあ。

（プロジェクト作品がいっぱいあるので、割とポイポイと潔く捨てていくのです）

次は、プロジェクト以外でも、

算数の底力をつける方法について書こうと思います。

次の記事はこちら
算数の底力をつけるヒント（３）

（参考）大のお気に入り

折り紙建築　世界遺産をつくろう！

茶谷正洋著、中沢圭子著

算数の底力をつけるヒント（２）